2,970円(税込)
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前作も好評の実力派ピアニストがブルー・ノートより新作を発表。スピーディーでスリリングなラテンのリズムに、マシンガンの如き早弾きで畳み掛けるナンバーはチューチョ・ヴァルデスやミシェル・カミロなどのラテン系の早弾きピアニストを彷彿とさせます。しかし、それだけでなく、マーク・ターナーの参加からも匂うポスト・バップのセンスも充分にあり、「BLUE IN GREEN」のフレーズを巧みに織り込んだM-4など、斬新なアレンジの美しいオリジナル曲の数々に驚きの連続です。フェンダー・ローズをフィーチュアしたソウルっぽいナンバーやカリンバを弾くハービー・ハンコックの「RIOT」のカバーもあり。バラエティに富んでいますが、アルバム全体的にカッコイイです。(A)
この人もやっぱり来たか!!という実感。数あるFRESH SOUND NEW TALENTの作品群の中でも違った才能を感じていたのがこのグラスパーだったというもの。かつて、SJ誌の広告でも掲載しました。
この人の魅力、といえば、揺ぎないテクニックと共になんと言ってもタッチの美しさでしょう。NEW YORKERであり、スタイル的には、ケニー・カークランドの流れを汲むものを感じますが、カークランドのピアノがバッキングにおいては抜群のリズム感を入れ、ソロにおいては、疾走感と共に常にリリカルであったように、このこのグラスパーのピアノも瞬間瞬間、詩的な響きを持ってます。本人のコンポーズもメロディアス。ミディアム・テンポの曲など、劇的な展開をもっており、その辺りに本人の歌のセンスを感じさせられます。
NYでは、あのジャン・ミッシェル・ピルクとも比較される存在。
ヨーロピアンなトリオ作とは違いますが、その”叙情”、”メロディ感覚”を真骨頂とするヨーロッパのテイストがお好きな方にも注目のUS TRIO。よりコンテンポラリーな感覚をまとった、ANTONIO FARAO?今後もこれでますます目が離せなくなりました。(S)
ROBERT GLASPER(p,rhodes,kalimba),VICENTE ARCHER(b),DAMION REID(ds),MARK TURNER(ts,#-2,8)etc.
ROBERT GLASPER / ロバート・グラスパー