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※デジパック
数々の発掘音源をリリースするResonanceが、またも、貴重な未発表音源をリリースします。『エコーズ・オブ・インディアナ・アヴェニュー』に続き、一大アーカイヴ『イン・ザ・ビギニング』がリリースとなりましたが、本音源は59年1月の録音。つまり、『イン・ザ・ビギニング』からデビューの合間を埋める録音で、リヴァーサイドとの契約を結ぶ直前の演奏になります。しかも、ウエスと共に演奏するのは、日本でも大変に人気の高いピアニスト、エディ・ヒギンズ。そのトリオをバックにしたギター・クァルテットでのもの! 音源テープの所有者は、カメラマンであり、インディアナポリスの郷土JAZZ史家であるダンカン・シート氏。ダンカン・シート氏は『イン・ザ・ビギニング』のライナー・ノーツの執筆者の一人でもあり、キャノンボール・アダレイとの共演の模様を始め、ウエスをめぐる当時のインディアナポリスのシーンをヴィヴィッドに伝える貴重なドキュメントを寄稿していますが、2014年惜しくも逝去。当時のジャズシーンを知る最後の人でもあったシート氏は、このテープを、Resonanceのプロデューサー、ゼヴ・フェルドマンに託したとのことです。遺志を継いだゼヴ・フェルドマンは、権利をクリアにすべく再び活躍。ウエスの家族や仲間はもちろん、エディ・ヒギンズの妻であり、自身もシンガーであるメレディス・アンブロジオの賛同も得て、今回のリリースに相成ったとのことです。スウィンギーなヒギンズの演奏も魅力的で、おなじみの曲の数々が披露された演奏には、デビュー直前のウエスの充実ぶりが弾けます。歌うようなシングル・トーンのフレージングはもちろんのこと、この時期になると、オクターブ奏法も随所に多々登場。とくに、ミディアム・テンポの4ビートのスウィングするリズムにのった
メンバー:Wes Montgomery(g), Eddie Higgins(p), unknown bassist, Walter Perkins(ds)
■Recorded January 18, 1959 Live in Indianapolis, Indiana
WES MONTGOMERY / ウェス・モンゴメリー