華と技を兼ね備えた二人のタイプの異なる鍵盤奏者による超絶ツインキーボードユニットがこのNeo-Zonkである。プレイヤーとしての確かな技量によりそれぞれが数多くのミュージシャンと共演している。今までにセッションやサポートで二人が共演したアーティストは、ISAO、永井敏己、鳴瀬喜博、大高清美、矢吹卓、大西由希子、川口千里、Enigmatic Drive、Sword of the far east、Ceui (順不同)等、一筋縄ではいかない強烈な個性のアーティストばかり!これらのアーティストと対等もしくはそれ以上の存在感でファンを着実に増やしつつ、遂に満を持してアルバムが完成した。 コンポーザーとしても素晴らしい才能を持つ二人。今作でもその独特の編成を意識してか、複雑怪奇でいながら耳に残るメロディー・ラインは健在。前身であるZonk-Monkの作品”Disorder"(2011)に収録されていた3曲も全てNeo-Zonkバージョンとして再録されており、新たな魅力を加えたものとなっている。音数の多さや複雑な展開という持ち味をさらに深化させ、未来に向けての希望に満ち溢れた作品です。 ドラムスは全て鎌田紘輔によるものでテクニックだけではなく、二人をきっちりサポートしており頼もしい。
