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※ペーパースリーヴ
市川修さんが2006年に他界して今年で10年になる。2000年頃新宿ジャズ館に勤務していた頃、東京に用事があると店に足を運んでくれていた市川さん。その頃、自主制作で昔に出た『Body & Soul』というレコードに注目していたボクは、なんとか復刻できないだろうかと市川さんにも相談したことがあった。結局それは今も叶っていないけど。ライブにおいでよと誘われて、京都の<ブルーノート>へ観に行った。京都の<ブルーノート>と言えば、36、7年前、同志社大学の受験が終わったあとにビールを飲みに出かけた思い出深いジャズ喫茶でもある。ある時は、マスターのチューパーさんと夜の京都を飲み歩いたこともあった。その<ブルーノート>は今年2月2日に54年の長い歴史の幕を閉じた。4月より奈良市のならまちにて再開するそうだ。
そして本題、市川修と縁深い<ブルーノート>、彼の10回忌を記念して、1枚の作品をリリースした。2000年11月22日に<ブルーノート>で録音された音源。森山威男さんと市川修トリオでの初共演盤。市川修トリオとは、当時結成していたバンド「クリスクロス」のメンバー、登敬三(ts)、船戸博史(b)である。
いきなりはじまる「Mr.PC」から最後の曲「Goodbye」(板橋文夫作)まで、激しい曲、バラッド曲を織り交ぜての75分のライブ。4曲目は「ハッシャバイ」が用意されている。
(実は月曜日の朝9時からずっと聴いている。月曜の朝から聴くにはどうかとも思うが、かなり刺激的だ。最近ちょっと忘れていた感情。何かが奮い立ってきたぞ)
山本隆
TAKEO MORIYAMA / 森山威男