2,750円(税込)
※5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK!
現代の作曲/演奏行為の先への挑戦としてあるインプロビゼーション、その強靭な相貌。
ピアニスト・照内央晴(てるうち ひさはる)と、マルチパーカッショニストの松本ちはや(まつもと ちはや)のデュオによる、ライブ録音盤。双方のアーティストとしてのデビュー録音盤でもある。 照内は、4歳からピアノを始め、クラシック、現代音楽、現代ジャズを通過してきたピアニスト。フリージャズ界の巨星・豊住芳三郎から日本人プレイヤーとして指名を受け、また多くの来日アーティストとの共演など、日本の即興音楽のライブシーンで高い評価を受けている。一方の松本は、音楽大学で演奏を修め、様々な受賞経歴を持つマルチパーカッショニスト。音楽を生業とするプロプレイヤーというだけでなく、マルチパーカッショニストによるソロ公演「リデル」を成功させるなど、アーティストとしても着実にキャリアを積み上げている。 本作は近代クラシック/現代音楽の色濃く反映させるピアノと、芸術音楽の領域で響かせようとするパーカッションが、それぞれの音楽的背景を見事に語彙として使いこなし、即興という手法で繊細かつ極めて強度ある演奏表現に昇華させている。それは現代の芸術音楽が正対すべき局面に向き合う事の出来た、芸術音楽の本道を行く相貌を持っている。ライブシーンでは既に高い評価を受けているふたりの、遅すぎたデビュー録音。
<演奏>
照内央晴(piano)
松本ちはや(percussions)
(新譜案内より)
TERUUCHI Hisaharu & MATSUMOTO Chihaya / 照内央晴・松本ちはや