E.S.T.(ESBJORN SVENSSON TRIO) E.S.T.(エスビョルン・スヴェンソン・トリオ)
無念の死から10年。2000年代のヨーロッパを代表するピアニストのトリオ編成2005年録音盤がリリース!!
E.S.T.(ESBJORN SVENSSON TRIO) E.S.T.(エスビョルン・スヴェンソン・トリオ)
無念の死から10年。2000年代のヨーロッパを代表するピアニストのトリオ編成2005年録音盤がリリース!!
3,190円(税込)
※5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK!
※2CD/デジパック
★ 2008 年、不慮の事故により、惜しくも生涯を閉じたエスビョルン・スヴェンソンの死から10 年。絶好調のトリオの演奏を記録したロンドンのコンサート音源が作品化の運びとなりました。
★言うまでもなく、2000年代のヨーロッパにおいて、最もクリエイティヴであったエスビョルン・スヴェンソンは、1990年代初頭に実はひそやかにデビュー。デビュー作はスウェーデンの名門レーベルDragonからリリースされ、ファンの間ではお馴染ですが、その当時は、ビル・エヴァンス、キース・ジャレット、チック・コリアといったアーティストに似たスタイルと形容されたもの。実際、UKでの最初のコンサートは小さなピザをだすジャズ・クラブだったそうです。しかし、その才能に気づいた ACTのシギ・ロッホが全面的にプロデュース!革新的なスタイルを打ち出し、00 年代のヨーロッパのシーンにエスビョルン・スヴェンソンは、名実ともに屈指のアーティストと成長。そして、その影響と功績は、今なお、大きなものがあるといえましょう。
★エヴァンス、キース、チックというアーティストを出発点としたリリシズムと、スウェーデンをルーツにしたヨーロピアンの感性、類まれなキャッチーかつ美しいコンポジション、64 年に生まれ、ロック/テクノ/ エレクトロといったものを聴き、自分たちのサウンドに融合させるセンス、それらをクロスオーヴァーさせたサウンドは、その当時、世界中どこを探してもどこにもなかったオリジナルなもの。現在においては、キャッチーなメロディを超絶技巧で弾きまくるトリオ・ユニットが数多く出現し、フォロワーを生んだともいえますが、スヴェンソンのトリオはやはり別格。本質的に“伝統的なトリオの形を拡張”したオリジネーターのサウンドには唯一無二のものが存在します。
★本ライヴは、2005年5月のロンドンでのコンサート。名作『Viaticum』をリリースした直後で、当時、24ヶ国100以上のコンサートで演奏。観客動員数は、200,000 人とのことですから、各会場の規模と動員数の大きさが容易に感じられ、驚きますが、あのパット・メセニーとのコンサートなども開催できたことも人気と実力 /センスの証明。実際、フランス /パリの最も影響力のあったシャンゼリゼ通りのヴァージン・メガ・ストアにおいて、パット・メセニーと同格でディスプレイされたアーティストも、このスヴェンソンの『Viaticum』。また、ジェイミー・カラムの「e.s.t.(エスビョルン・スヴェンソン・トリオ)はジャズ仲間でない友達を連れて行ける唯一のジャズ・トリオ」との表現を読んでも、その存在の位置が見えます。
★この日も当然ながら、チケットは全席ソールド・アウト!前半は、リリースしたばかりの『Viaticum』のナンバーを中心に演奏。後半は『Strange place for snow』のナンバーを中心に演奏。驚くのは、キッチリとアレンジされた作品の楽曲が、クールにも、完成度高く、しかし、ライヴならではの躍動感と即興で演奏されていること。会場からも、トリオの演奏に集中する聴衆の緊迫感が通じてきます。★ヨーロッパのみならず、2006年には、米ダウンビート誌の表紙も飾ったスヴェンソン、その存在は永久に不滅です。
All songs composed, arranged, performed and produced by e.s.t
.Recorded by Åke Linton at the Barbican Centre, London 26 May 2005
メンバー:
Esbjörn Svensson(p)
Dan Berglund(b)
Magnus Öström(ds)
E.S.T.(ESBJORN SVENSSON TRIO) / E.S.T.(エスビョルン・スヴェンソン・トリオ)