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ERNST GLERUM エルンスト・グレールム

57 VARIATIONS - OMNIBUS THREE

FAVORITE RECORDS / NED / CD / FAV6 / 2009年12月08日 / 2,100円(税込)
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このシリーズのリーダーでもあるエルンストは不思議だ。日本でこれだけ、バンバン売れているのだから、「今度第三弾作るからよろしくねー」とか「今録音中だよー」とか「録音終わったよー」などというアナウンスを配給元である我々にコメントを寄こしてくれてもいいものだが、何もなくいきなりCD本体が突然と送られてきたのだった。「もっと商売っ気出してもいいのにな」と思うところだが、そこがエルンストの人物の出来たところ、というかシャイな側面、そんなところにも彼に好感持てる部分である。

さて、ジャケも「レトロなバス」を踏襲、子供たち(遠足かな?)を配置したスナップにより、一層のレトロ感も増した。タイトルに一抹の不安も抱えていた。
『57 VARIATIONS』とは、短い小曲を57曲も連続させる、なにやら危ない気配も感じたが全11曲の、これまた今までの「バス・シリーズ」を踏襲したサウンド、でホッとした。今回、エルンストはピアノではなく本来の職業ベースに専念、新たにオランダで頭角現わし中、売り出し中のRUBEN HEINを起用。1982年生まれ、早くからピアノに戯れ、その実力はホンモノ。2006年07年には、ヴォーカル部門で賞を獲得しているヴォーカルの実力者でもある(実際10曲目ではその咽喉を披露しているぞ)。また、アムステルダムでは、大人気のNEW COOL COLLECTIVEのバンド・リーダーBENJAMIN HERMANも最終曲で参加、華を添えた。
ONEからTWOそしてTHREEと、また一歩前進した「レトロなバス」は一体どこへ行こうとしているのか。まあ、それはともかく。今年最後の大物として オススメいたします。

Ruben Hein(p.vo) Ernst Glerum(b) Joost Patocka(ds)
山本隆
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