ディスクユニオンJAZZカタログブックVOL.2掲載!! ダークで内省的なトーンが美しいピアノトリオ! 一部のピアノトリオ・ファンにひっそりと愛されてきた隠れた名盤。イギリスの若きニストの’06年作。静謐なジャケットから内省的な音楽性が滲み出ています。1曲目のドン・セベスキー「YOU CAN'T GO HOME AGAIN」での、部屋に春の陽光が満たされていくような美しき瞬間には息を飲まずにはおれません。
イギリス、オックスフォードを拠点に活動するピアニスト、28歳。ベテラン・ドラマー、STEPHEN KEOGHの支援もあり今回自己のCD発表となった。少し内省的な印象。高揚してくると、ハッと思う瞬間も曲によりあるかな、と思う。例えば、「WHAT IS THIS THING CALLED LOVE」の5分過ぎ辺りとか。曲は5曲が彼のオリジナル曲。いきなりの1曲目DON SEBESKYの「YOU CAN'T GO HOME AGAIN」の静寂な雰囲気が良かったなぁ。 (山本隆)
■FRANK HARRISON(p) AIDAN O'DONNELL(b) STEPHEN KEOGH(ds)
