2,200円(税込)
※5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK!
JACKSON HARRISONは1981年シドニー生まれ。この作品は彼の初リーダー作品。BILL EVANSで最初ジャズに目覚めた。シドニー音楽大学でMIKE NOCKに師事、またMARC COPLAND, PAUL BLEYの影響を受ける。実はハクエイ・キムとは同窓生であり、昨年5月に話をした時は「いずれ然るべきレーベルから作品を出す」と言っていたのがこのHATOLOGYとは思わなかった。ハクエイとは明らかに違う個性なのだが、MIKE NOCKの門下というのも頷ける十分に繊細なピアニスト、と思う。実にまっすぐに刺さる。彼の師匠と仰ぐ人の影響か、よく納得できる。素晴らしい。
(山本隆)
----------------------------------------
イタリアのCAM JAZZやドイツのACTなど実力ある若手をクローズアップした作品が台頭する昨今HAT HUT RECORDSからも期待の新星ピアニスト"ジャック・ハリソン"のデビューアルバムが登場。マイク・ノックも賛辞をおくる81年シドニー生まれのジャック・ハリソン、トーマス・モーガン - ダン・ウェイスのNYロフト-コンテンポラリーシーンの顔役の感が出てきた2人のサポートを得て、全曲オリジナルで挑んだ意欲作。
----------------------------------------
コリン・ヴァロンという若き才能を世に示したHATOLOGYからまたも恐るべき刺客です。HATの彗眼は既に知られているが、近年若き才能の発掘における成果は別の魅力を付加し続けている。しかしこのオーストラリア出身の25歳、ジャクソン・ハリソンは彗眼などよるべ無くとも、誰しもが納得できる作品で応えた。本作はHAT独自の難しさ、敷居の高さが全く感じられない。つまり、聴けば分かるという類の演奏であり、その上で質の高さがそれこそ厳然としてある。エヴァンスを聖の方向へ捉えていこうとするある種の敬虔は穢れない美しさを誇っています。
JACKSON HARRISON(p),THOMAS MORGAN(b),DAN WEISS(ds)
[ 2005年12月30日録音 ]
JACKSON HARRISON