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大編成による力作「Odras: Sardinia Beyond the Sea Ensemble」(Splasc(h))がアメリカでも話題を呼んだ鬼才、Paolo Carrus。それから10年、今度はカルテットによる金字塔を完成させました。「Melodrums」というタイトルが示すように、Alessandro Garauの自由奔放なドラムスがリズム面での核となり、メンバー全員が一体となったスリリングなインタープレイが展開されます。ビ・バップのスリルをそのまま現代に継承した、痛快なモダン・ジャズといえばいいでしょうか。ホレス・シルヴァーの名曲「ニカの夢」を思わせる(8)は、今後Paoloを代表する人気ナンバーとして定着しそうですね。ヨーロッパ・ジャズの水準の高さを、改めて知らしめてくれる逸品です。
(JAZYELL96より転載)
Paolo Carrus(p), Giuseppe Murgia(as,ss), Corrado Salis(b), Alessandro Garau(ds)
[ 2007年1月4-6日録音 ] |