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Tzadikなどから作品を発表しているN.Y .のアンダー・グラウンド・シーンで活躍を続けるアルト&クラリネット奏者マーティ・アーリックと、Hat HutやCryptogramophone からの作品で高い評価を得る才女、マイラ・メルフォードによるデュオ作品が登場。二人のデュオ作品は2001年、Arabesqueから『Yet Can Spring』を発売しており今回が2作目となる。まず本作の美しくなじみやすいメロディ、二人の作曲能力にあらためて驚かされる。難解さはほとんどなくかといって単調でもない。マーティ・アーリックの素晴らしい歌心、硬質でまっすぐ伸びるアルトの音、クラリネットではクレズマー的フレーズで暖かみと郷愁を感じさせてくれる。対してマイラ・メルフォードも美しい旋律、時にブルース・フィーリングなメロディで好サポートをみせる。作品紹介になるべく季節など絡めたくないけれど、まったくしみじみ沁みるベストな季節にリリースしてくれたものだと思う。二人がフリー・ジャズというカテゴリーだからといってこの作品を聴き逃がす人がいてはもったいない。
MARTY EHRICH(as,cl), MYRA MELFORD(p) |