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グレン・ミラー・オーケストラやボブ・ブルックマイヤーのNEW ART ORCHESTRAに所属したこともあり、現在はHRビッグ・バンドにも在籍しているというドイツのサックス/クラリネット奏者OLIVER LEICHTによる2枚目のリーダー・アルバム。アルトの人は大雑把に分けるとむせび泣く系とクール系に二分できると思いますがこの人は後者。そしてその中でも無機質/硬質クール系ではなく、クールな中にもハートウォーミングな歌心が見え隠れするスタイルです。チャーリー・パーカーのM6「SEGEMENT」以外はオリジナル曲で、曲調はポップな中にも現代的な要素も含まれる感じですが少しも難解さはありません。OLIVERのプレイからはクール系アルト奏者に綿々と連なる系譜のようなものが感じられるので、最近のジャズはあまり聞かない人でもすんなりと馴染めるでしょう。落ち着いた音色でスラスラとフレーズを紡いでいくタイプのアルトが好きなら、きっと気に入るんじゃないでしょうか。
OLIVER LEICHT(as,cl), NORBERT SCHOLLY(g), INGMAR HELLER(b), JENS DUPPE(ds), ACK VAN ROOYER(flh:M1,3,4,5,7) |