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これは素晴らしい!トリオから電子音との共演まで幅広い活躍を見せるデンマークの先鋭ピアニスト、ヤコブ・アンデルシュコフの新作はソロ・ピアノ集。ロマンティックなメロディのあるものやゴツゴツとしたランダムな響きが現れては消えるもの、現代音楽風(M4はジョルジュ・リゲティに捧げられています)まで、相変わらずの幅の広さを見せながらもアルバムとしての統一感は保たれています。どの曲を聴いてもその冷たく透き通るような、それでいてどこか儚い音色とコードは健在で、一聴してアンデルシュコフだとわかる個性に溢れています。結局この人は根っからの「ピアニスト」なんでしょう。ピアノという楽器を徹底してコントロールし、自分の手足と化しているからこそ、どんなフォーマットで、どんな曲を演奏しようと軸がブレない表現を徹底できているのではないでしょうか。
JACOB ANDERSKOV(p) |