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JAZZ > MODERN JAZZ > PIANO(SOLO,DUO,TRIO)
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1. LITTLE PEACE IN C
2. BRAZILIAN LIKE
3. CHLOE MEETS GERSHWIN
4. SEPTEMBER SECOND
5. SO WHAT
6. GUADELOUPE
7. TAKE THE "A" TRAIN
8. CANTABILE

MICHEL PETRUCCIANI  ミシェル・ペトルチアーニ
THE ART OF MICHEL PETRUCCIANI
DREYFUS / US / DVD / JZ080108-05 / 2008年01月08日 / 2,510円(税込)
 

*DVD

人生には色んな悲しい事がありますが、その一つにミシェル・ペトルチアーニのライブに、ついに行けなかった事があげられます。私がジャズを聴き始めたのは彼の作品からだっただけに、どうしても一度は見ておきたかったのですが、1999年1月6日、来日直前に彼は天国へと旅立ってしまいました。その悲しみをほんの少しだけ忘れる事ができたのは、1998年ドイツのライブを収めたビデオ"TRIO IN CONCERT"を見ている間だけです。小さな体で力強くピアノを弾き、美しい旋律を泉の如く生み出すペトルチアーニ。エレキベースとは思えない多彩で柔らかな音色のアンソニー・ジャクソンと、引き締まったリズムが印象的なガットのドラムも素晴らしく、三者が一体となってこのうえなく親密であたたかな空間を作り出している様をうかがえ、ペトルチアーニ本人が「世界最高のトリオ」と称えるトリオの絶頂の演奏が堪能できます。。これは何度か再発売されている音源ですが、今回のリイシューではさらに、しばらく入手困難だったドキュメンタリー映像"NON STOP TRAVELS WITH MICHEL PETRUCCIANI"(1995年)がカップリングされています。
これはROGER WILLEMSEN監督が、ペトルチアーニとともに旅をするという設定で、アメリカとフランスでの波乱万丈の人生を描いていくというものです。彼の苦悩や悲しみがが垣間見られるも、どんなものも笑いに変えてしまうペトルチアーニの愛すべきキャラクターとそのイメージをユーモラスに映像化する監督のあたたかな気持ちが満ちていて、見終わる頃には様々な想いで胸がいっぱいになってしまう逸品です。チャールズ・ロイドがペトルチアーニと会い衝撃を受けてジャズシーンに復帰した逸話や、ステファン・グラッペリとの共演作のレコーディングの風景、野外のソロライブの様子など様々なエピソードや新旧の演奏の様子が散りばめられています。「傷みは怖くない。それは常に感じていたから。それよりも死が怖かった。少しでも長く生きて、ピアノの腕をあげたかった。マイルスやエリントン、彼らのような本物のジャズをやりたかったんだ。」と語る彼の言葉からは執念に近いジャズへの熱い想いが感じられます。
1人でも多くの人に手にとっていただきたい、人類の宝といっても過言でない素晴らしい映像作品です!!

新宿ジャズ館 中森
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