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★JAZZ ULTIMATE COLLECTION GOLDEN WEEK SELECT 2008★
店頭で目の覚めるように鮮烈なリズムが聴こえ、慌ててジャケを見たら現ウィントン・マルサリス・バンドのカルロス・エンリケスとアリ・ジャクソンだった。迷走する現代アメリカへの痛烈なメッセージを込めたウィントン新作の中で、黒く粘り力強く躍動する素晴らしいプレイで全体の骨格を支えた二人だ。本作品のリーダー、クリスチャン・ウィンザーはデンマーク生まれだが、幼い頃ニューオリンズを訪れた際その豊穣なる文化に魅了されて後に移住。エリントンやモンクにあこがれる彼のスタイルは、伝統的なハードバップを基調とし、白人でありながらもニューオリンズの魂を受け継いだかのような黒人ジャズのパワフルさをもち、しなやかでみずみずしい歌心が持ち味だ。盟友プリンタップの輝かしく朗々たるトランペットも華を添える。明るくハレの雰囲気に満ちた色彩感豊かなオリジナル曲の数々、鮮烈なリズムとソロの応酬に度肝を抜かれる「グリーン・チムニー」など、全編名演の連続に胸が熱くなる1 枚。
CHRISTIAN WINTHER(ts), MARCUS PRINTUP(tp), RICHARD DORON JOHNSON(p), CARLOS HENRIQUEZ(b), ALI JACKSON(ds) |