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油断していた。国内での買付や海外での買付などをやりくりしてたら、いつの間にか4月が閉店し、5月が開店しておるではないか。今日はなんとかして1枚は紹介にこぎ着けたい。しかしながら4月は有り得ない事、やや有り得るかもしれない事などが何件かあった。1件目。成田空港ルフトハンザのチェックイン待ちで並んでいたら「マイレージカード作りませんか」と。普段は断るのにその時は10人くらい並んでいたし時間潰しに丁度いいし、なにより作りたいと思っていたから申し込んだ。必要事項も向こうで記入してくれる楽チン。2分もしないで手続き完了だ。ところで「お客様富山出身ではありませんか?」「ええ、そうですが」「金沢中央予備校で一緒だった、、、憶えています?」ときた。予備校時代と言えば約30年前だけど、名札を見てピンと来た。予備校のマドンナS嬢ではないか。確かその後上京して、添乗員の仕事とかしてたな、なので今も旅行関係のお仕事なんだな、と納得した。「ヤマモト君全然変わらないね」とか短い会話を少々した。30年分の話をしたいけど、チェックインの順番も迫ってる。その場はそれで終了したが、フランクフルトに着くまで不思議な再会に、ビックリマークを何千個も従えて感慨に耽っていた。それから2日後。ファッシングというライブハウスでヤン・ラングレンのライブを見ることにして、早めに会場入り。2階に席を求めた。演奏が始まるまでビールを飲みながら大勢の観客を眺めていたら、見覚えのあるジャンパー、見覚えの或る颯爽とした歩きで日本人が向かってくる。「あれ、マシュマロの上不さんではないか」すぐに階下しご挨拶。確かにヤン・ラングレンのCDを作っているので、居らしても不思議はないんだけど。不意にだったのでビックリした訳。それから3日後。ブレーメンで開催されたJAZZAHEADという展示会場に居た。ヨーロッパのジャズレーベルが一同に会する大商談会だ。名簿によると日本からの参加はユニオンだけだと思っていた。しかし違った。ケイタリング・ブースと称する食堂みたいなところで「疲れた」と思い休憩していたら、颯爽と歩いてくるのはダンディーな「OFFICE 大沢」の大沢さんではないか。「イギリスのBASHOにユニオンの2人組が来ているよ」との情報を得ていた大沢さんは、さしてビックリされた様子はない。こちらはビックリだ。もう成田からビックリの3連発なんだからね。そんな話をその5分後に合流したヘルゲ・リエン達と「ミラクルだね」と盛り上がっていました。さて今日午前9時から鑑賞を連続しているのはコレ。SEEDSと言ってもサヒブ・シハブではない。このジャケの印象のみで数回繰り返していて、今先ほどようやく中のメンバーの連中の顔などを見た。演奏内容からは比較的若手なのかと思っていたのだが、意外にも全員がそれなりにベテランというか年配者というかそんな様子だ。まったりとしたトランペット、そこに絡んでくるピアノの様子が心地よい。ボクはメンバーの誰一人として知らないけど、全体を包括する優しい雰囲気にのめり込んでしまっている。
CHUCK MAROHNIC(p), FRED FORNEY(tp), DOM MOIO(ds), DWIGHT KILLAN(b) |