ピアノトリオ推薦盤!! JOE DAVIDIAN TRIOひさびさの再入荷! JOE DAVIDIANが少し話題だ。ボクだけが話題にしているかもしれんけど。これは2001年のライブ盤で、何か強烈にアットホームな雰囲気が伝わってくる。お客さんは、ミナ知り合い、親戚、近所の人というような気もする(子供の声は聞こえてこないけど)。昔そんなライブを体験したことがあって、SERGE FORTEのピアノトリオ。郊外の小さなレストラン、おそらくお客さんが全員知り合い。よそ者ボクらだけ。それはとてもとても和気藹々なもので少し感動した。10歳以下のちびっ子も沢山いたけど、その全員が頬杖ついて聴きいってたのには驚いた。恐るべしフランスと思った。まあ、いいけど。まそんな感じを受けるのもこのJOE DAVIDIANの演奏がそもそもそんな様子を備えているからかも。ありふれたスタンダード曲のオンパレードは、ややもするとだれてしまい聴いているほうが困惑してしまう、そうなりがち。しかしそれが美味い具合に構成されていて、ついつい何度も聴いてしまう。何の変哲もない。変化球も剛速球もないけど、惹きつけられる。「ALONE TOGETHER」などは正にその典型。「GENTLE RAIN」や「IN THE WEE SMALL HOURS OF THE MORNING」などの選曲も良いと思う。ラストは、ライブらしい締めくくりで「WHAT IS THIS THING CALLED LOVE」で激しくスウィングしている。
