当社ホームページで絶賛連載中の評論家・原田和典氏による人気コラム『原田和典のJAZZ徒然草』第42回の中で、アヴィシャイ・コーエンやジェレミー・ぺルトらと並んで、「次の時代を担う若手」トランペッターの一人に挙げられていたのがこのCOREY WILKES。そんな彼が2008年にDELMARKに吹き込んだ作品が入荷!ロバート・グラスパーをはじめとしたHIP HOP~CLUB MUSICとCOMTEMPORARY JAZZを結ぶ、まさに次の時代を感じさせるビートとハーモニー。エレピの音色やフレージングもクールですが、コレなんとあのマイルスのバンドにいたロバート・アーヴィング3世なんですね!あの『YOU'RE UNDER ARREST』と同一人物とは思えないほど、現代的で瑞々しいキーボード・ワークには脱帽してしまいますね。そして肝心のCOREY本人のプレイも素晴らしく、メロウなプレイから激しいナンバーまでバッチリ!柔軟なフレージングとアタックの強い音色、そしてよく伸びる高音を強調したプレイはまさにトランペットの美味しい部分が詰まっているかのよう。リー・モーガンやフレディ・ハバードといったトランペットの王道を現代に再解釈したかのような、まさに注目すべき次世代のトランペッターと言えるでしょう!
COREY WILKES(tp,flh,cor), JABARI LIU(as), CHELSEA BARATZ(ts), KEVIN NABORS(ts), ROBERT "BAABE" IRVING III(el-p,p), JUNIUS PAUL(b), JEREMY "BEAN" CLEMONS(ds),etc.
