2,619円(税込)
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6月度WEB、店舗スタッフ推薦盤
本作品を初めて聴いた時、MILESTONE時代のジョー・ヘンダーソンを聴いているような錯覚に陥りました。
日本国内、リアルタイムでこのような音を完成させているグループは稀な存在ではないでしょうか。
見事に70年代特有の音を体現していますが、そこには温故知新を感じさせるものがあり歴史的回顧で終わりではありません。それぞれの個性がぶつかりあって化学反応が生まれており、新しさも感じさせてくれます。深みのあるテナーに様々なバックボーンを感じさせるピアノにローズの音、強烈な存在感を放つベース、そして他の演者を引き立たせるドラムプレイ。どことなくブラックフィーリングをも感じさせる本作。この手の音が好みの方には、きっとお分かり頂けるはず。ぜひとも多くの方に耳を傾けて頂きたいと思える作品です。(新宿ジャズ館 板橋)
井上オサム(ts)率いるTransientCityの2作目。60-70年代のジャズ、ファンクをモチーフとした、スペーシーなキーボードとサックス、超強力なウッドベース(大塚義将)とドラム(長谷陽介)がグルーブするオーガニックでサイケなジャズ。11曲中8曲はフェンダー・ローズ(唐沢寧)。
井上オサム(Tenor Saxophone)
60-70年代のJazz、Funkをモチーフとしたサイケデリックなジャズ・ユニット"Transient City"を率いる。
1997年から2000年までの3年間をニューヨークで過ごす。その間、New York University、Brooklyn Conservatory of MusicでFrank Kimbrough、Ron McClure、Vincent Herring、Enos Payne、James Spaulding、Cecil Bridgewater等に師事し、パフォーマンス、アレンジ及びオーケストレーション等について学ぶ。ニューヨーク滞在中に、ニューヨークのジャズクラブ、コンサート等での演奏活動を行い、Ronnie Mathews、Vincent Herring、Erik Jekabson、Enos Payne等と共演。Ronnie Mathewsのリーダーバンドでは自作曲も提供している。
CD1作目の表題曲"Transient City"は、WOWOWのJazz専門番組"Jazz File"のエンディングテーマとなる。Tokyo TUC, Motion Blue Yokohamaなどにも出演している。
<Musician>
井上治(t.s)
唐沢寧(p,Rhodes)
長谷陽介(d)
大塚義将(b)
TRANSIENT CITY / トランジエント・シティ