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5月度WEB、店舗スタッフ推薦盤
キューバの民族的ジャズピアニスト、オマール・ソーサの専門レーベル<OTA RECORDS>から、幾度もの共演を果たしてきたパオロ・フレスとの双頭名義作品が登場しました。そして日本ではアントニオ・カルロス・ジョビンや坂本龍一との共演で知られるブラジル人チェリスト、ジャック・モーレンバウムを加えてのトリオ。『Alma』とはスペイン語で「魂」や「心」を意味するそうなのでジャケ絵は三人の心臓でしょうか。そんなジャケのエグさとは裏腹に、ECMの様な深遠で幻想性な世界観を展開しています。三者の楽器に加え、オマール・ソーサとパオロ・フレスのパーカッション、ヴォイス、ホイッスル、クラップ、電子音源の使用などが曲によって効果的にレイヤリングされ、オーガニックで有機的な空間性を生み出しています。ワールドミュージック(ラテン)よりな活動をするオマール・ソーサですが、今作では絶妙に国籍性の相殺がされていて、どこか懐かしさも漂う普遍性に迫る美しい内容です。(新宿ジャズ館 有馬)
■Paolo Fresu (tp, flh, per, multi-effects, whistle),
Omar Sosa (p, Fender Rhodes, MicroKorg, samplers, multi-effects, per, vo),
Jacques Morelenbaum (cello)
PAOLO FRESU / パオロ・フレス