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ドイツのジャズというと、一般にどこか高踏的なイメージがあるが、このラルフ・シュミッド、ベイ・フブナー、トーステン・クリルの3人で構成されたピアノ・トリオは、ハービー・ハンコックやチック・コリア、キース・ジャレット、ビル・エバンス、マッコイ・タイナー、そしてリッチー・バイラークとポール・ブレイの影響も感じさせる注目のユニットである。60年代以降のピアノ・トリオの特徴である、ロックやソウルにも通じる聴きやすさ、キース・ジャレットに代表される牧歌的な響きとフリー的なアプローチも消化し、ジャズ本来の躍動感を失っていない。この作品は、ガーシュインの(11)を除き、メンバーのオリジナルで構成されているため、いささか取っつきにくさを感じる方もいらっしゃるかもしれないが、いかにもレギュラー・トリオらしくまとまりがある。特に(3)などの透明感あふれるバラードの解釈が素晴らしい。今後の活躍が期待されるピアニストとして注目のディスクである。(jazzyellより)
【member】
Ralf Schmid(p),Veit Hubner(b),Torsten Krill(ds)
Recorded in MTS Studio Albstadt, MAY 1998
RALF SCHMID