ドキュメンタリー映画公開で話題! ジャズ超巨人の決定盤的存在のニュー・コレクションがLP盤でも登場♪
ドキュメンタリー映画公開で話題! ジャズ超巨人の決定盤的存在のニュー・コレクションがLP盤でも登場♪
2,310円(税込)
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※LP
■ 偉大なるジャズのイノベータ―、ジョン・コルトレーン。昨年生誕90周年を迎えた彼の人生と音楽的足跡を追ったドキュメンタリー映画『CHASING TRANE: THE JOHN COLTRANE DOCUMENTARY』が、4月14日からアメリカで公開されジャズ・ファンの間のみならず話題を集めている。「PEACE BED アメリカVSジョン・レノン」を手掛けた ジョン・シャインフェルドが監督を務めるこの映画には、デンゼル・ワシントンがジョン・コルトレーンの言葉を朗読している他、アメリカ元大統領ビル・クリントンやソニー・ロリンズ、コモンなどが出演している。
■ そのドキュメンタリー映画の公開に合わせ、ジョン・コルトレーンの決定盤とも呼べるニュー・コレクションが発売となる。コルトレーン、アトランティック時代の音源を選りすぐった本作品『TRANE: THE ATLANTIC COLLECTION』には、マイルス・デイヴィスの『A KIND OF BLUE』に参加した後、アトランティックと契約し、バンドリーダーとしてのキャリアを歩み始めた彼の足跡を追った1枚である。実際彼がアトランティックに在籍していたのは、59年1月~61年5月までの2年4ヶ月間だったが、その間彼は次々と革新的な作品を世に送り出していった。
■ 例えば、光のように凄まじい速さでコード・チェンジする奏法から「シート・オブ・サウンド」と呼ばれた『GIANT STEPS』のタイトル・トラックから、1959年から60年代にかけて行なわれた3セッションからベスト・テイクを厳選した秀作『COLTRANE JAZZ』からは、「Like Sonny」や「My Shining Hour」、そしてブルースを題材に、実験的試みを繰り広げたレギュラー・カルテットを代表する人気盤『COLTRANE PLAYS THE BLUES』からは「Mr. Syms」、そのアルバムのセッションと対を成す『COLTRANE'S SOUND』からは「Equinox」、さらにモダン・ジャズの金字塔的作品のタイトル・トラックで、コルトレーンがソプラノ・サックスを奏でる人気曲「My Favorite Things」まで、この『TRANE: THE ATLANTIC COLLECTION』には、コルトレーンを知る上で絶対外せない「必須」の9曲が収録されている。
■ またアルバムのライナー・ノーツで、ジャズ評論家Ben Ratliffはこの作品についてこう綴っている:「この46分にも亘る、ロマンティックで目的をもった、それでいてどこか神秘的な音楽のコレクションを聴けば…衝撃的なまでにオリジナルで、知的なサウンドというものが、はっきりと見えてくるだろう」
■ 人間的にも非常に崇高でスピリチュアルであると同時に、自由な発想でジャズの常識をくつがえし、卓越したスタイルを築いた偉大なイノベーター、ジョン・コルトレーン。アトランティックに在籍していた時期は、彼にとってはたったの2年4か月だったかも知れないが、ジャズの歴史において大いなる一歩となった。その歴史を知るには格好の入門編が本作『TRANE: THE ATLANTIC COLLECTION』である。(新譜案内より)
CDはこちら
JOHN COLTRANE ジョン・コルトレーン/
Trane: The Atlantic Collection
JOHN COLTRANE / ジョン・コルトレーン