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※ペーパースリーヴ
1984 年ミシガン生まれのクラリネット奏者、デイブ・ベネットの新作。ベニー・グッドマンのスタイルで知られていたが、Mack Avenue 移籍第一弾『Don't be that Way』では、単なるグッドマンのコピーでなく、いかに自分自身の音楽を創り上げられるか、模索に模索を重ねたとのこと。そして第二弾となる本作では、更に自身の音楽を追求したものとなっている。ベネット曰く「私は自分のキャリアの大部分を、他の人が書いた音楽を演奏している。プロとしての演奏で20 年を過ごした後、私はついに自分の道を歩いている。」とのこと。本作では11曲中、オリジナルが5 曲あり、オリジナルなしの前作からしても、自身の音楽がより具体的になったものと言える。
グッドマンだけでなく、フィル・コリンズやピーター・ガブリエルなどからも影響を受けたという彼のオリジナルは、ポップでメロディアス、それだけでなくリズミックな箇所やジャズらしいオシャレでムーディーな要素も併せ持つ。聖書が由来だという1 曲目のタイトル曲は、シンセの音も入り、今までとは違う現代的なサウンド。3 曲目“Falli ng Sky”も聖書由来で、少々ダークで神秘的な曲。一転、7曲目はファスト・スウィングのグッドマン・ライクなナンバー。スウィングの名曲“(Back Home Again In) Indiana”やルイ・アームストロングのテイクで知られる“Down In Honky Tonk Town”などは流石の熱演!また、ビートルズやレナード・コーエンなどの名曲を取り上げるなど、ベネット自身のルーツから現在までを取り入れた、パーソナルな作品だ。
Dave Bennett(cl), Dave Restivo(p), Reg Schwager(g), Jim Vivian(b), Pete Siers(ds), Davide Direnzo(perc)
DAVE BENNETT