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2008/05/09
2008/0509 ★ROY HARGROVE 『EARFOOD』


テレビなどで連休の混んでいる時に飛行機とか新幹線に乗って移動しなくてはいけない人々の疲れた様子が情報として提供されるけど、あれはアレで大変だなと思う。この混んでいるときにしか休みとれないとか皆それぞれの重要な事情を抱えているんだろうな。今年はあまり天気に恵まれなかったけど5月6日、ようやく晴れた。散歩しようということになり、旧東海道をてくてく新馬場方面へ。左折して天王洲アイル手前に広がる東品川海上公園へ。その更に空中庭園とか称する広場で腰をおろす。すぐに持参したサッポロ黒ラベル350ミリリットルをあける。保冷剤を10個も入れたのでビールは冷え冷えで、思わず「美味い」と叫んでしまった。11時を少しまわったところ。午前中のビールはまた格別。すぐに2本目に手が伸びる。5月の太陽はやたら紫外線が強くて「陽にやけているね」と10人中6人には声を掛けられる程度の日焼けをした。その後周辺を更に品川方面へと探求。途中イタリア並の美味しさを誇るという処でピザを食べたりして、約4時間の散歩。すっかり気持ちよくなり午後もずるずるビールを摂取。其の日は富山の高校時代の友達が山下達郎のライブ(浜離宮 朝日ホール)鑑賞で上京しており一杯やることに。既にメートルの上がっているボクであったが、「庄や」みたいな処で大瓶15本あけた。その後拙宅でもビールを数本。結局この日は朝からビールビールで少し呑み過ぎた。そんなビールビールの翌朝9時から聴き続けているのがコレ。ロイ・ハーグローブなんて実は何年も聴いたことない。普段であればまず鑑賞開始とはならないんだけど、なんとなくだ。やはりこんな風なメジャーなジャズなんだな、などという不埒な感想を持ちながら鑑賞継続しているといきなりビックリとしたのは、4曲目4分50秒あたりからのピアノソロ。このソロ、このピアノ有り得んなァ。と思う。ボクの錯覚、気の迷いだと思い最初は冷静に対処。しかし何度も鑑賞する度に、その部分で「必ず」惹きつけられる。いやしかし有り得んなぁと思う。Gerald Claytonというピアニストだ。憶えておこう。そうやって聴いていたらですね。2曲目の1分チョイすぎのピアノとか、全体として締まるピアノなんですよ。気に入りました。曲とその雰囲気も3曲目とか11曲目とか味わい深い。好きな「SPEAK LOW」演奏している。コレほどまでゆったりとスローで完全に聴かせ切る手法と技にもまったく感心してしまった、これはロイ・ハーグローブに対して。という訳で昨日と今日7時間たっぷり鑑賞です。最初にメジャーなジャズなど侮って御免なさい、という気分。

★ROY HARGROVE / EARFOOD (EMARCY)


2008/05/05
2008/05/05 ★ANITA WARDELL 『KINDA BLUE』


もう10年以上前、ANITA WARDELLが好きになった。『WHY DO YOU CRY』(FMR)『STRAIGHT AHEAD』(33 JAZZ)など聴いた。声が好きだ。少しアン・バートンとモニカ・ゼタールンドの雰囲気を備えたとボクが感じるインティメイトな様子。そっと囁き系なのがいいんだね。絶品としてオススメの曲は「LEARNIN' THE BLUES」かな。知らない曲だけど、ゾクゾクするもの感じます。それから「LITTLE GIRL BLUE」とか。とにかく全ブルース特集なので、あちらこちらでグッとくるそんな内容です。ピアノとギターの絡みがいい感じです。

★ANITA WARDELL / KINDA BLUE (SPECIFIC JAZZ)


2008/05/03
2008/05/03 ★ALANO GRUARIN 『PROFONDO BLU』


ジャケの雰囲気好きだなァ。どうやらベルギーのピアニストらしい。先日のJAZZAHEADでIGLOOレーベルの人間と面談したが、ベルギーからは、たまに「おおっ、これは」と驚嘆したい作品も出るので見逃せない。ストリングスが絡む雰囲気の1曲目、BERT JORISのトランペットをフューチャーした2曲目などを経て淡々と鑑賞を続ける。4曲目で目が覚める抜群のノリ。昔聴いたNIKOLAJ HESSとMARILYN MAZURの『Playin'』の1曲目の雰囲気を思い出す(実際は違うかもしれんけど)。おお、いい感じいい感じ。こんなの待っているんだよね、ボクと思う。そういえば、CO JAZZ VOL1あたりもこんな雰囲気だった。どっぷりと暗いイメージの「NATURE BOY」「ALONE TOGETHER」などもシンミリ聴ける。

★ALANO GRUARIN / PROFONDO BLU (PROVA RECORDS)


2008/05/02
2008/05/02 ★JUNIOR MANCE 『GROOVIN' WITH JUNIOR』


青枠で囲まれたデザインで、てっきりコロンビア盤かと思っていた。良く見るとジュニア・マンスの新作だ。昨年12月入荷のライブ盤が好調だと思っていたらすぐさま新作のライブ盤の入荷だ。何かこう「ゴキゲンな」とか「極上のスィング感」みたいな言葉を使いたくなる。演奏されている曲達もやはり、ジュニア・マンスによって演奏されるということで、生気を取り戻すというか、本望というか、浮かばれるというものだ。「FALLING  IN LOVE WITH LOVE」「ASK ME NOW」「BAGS GROOVE」「STORMY WETHER」さあ、どうだ。朝9時からグルービーにスィングしておる訳。

★JUNIOR MANCE / GROOVIN' WITH JUNIOR (SACKVILLE)


2008/05/01
2008/05/01 ★SEEDS...(CHUCK MAROHNIC) 『JUSTICE FOR THE EARTH』


油断していた。国内での買付や海外での買付などをやりくりしてたら、いつの間にか4月が閉店し、5月が開店しておるではないか。今日はなんとかして1枚は紹介にこぎ着けたい。しかしながら4月は有り得ない事、やや有り得るかもしれない事などが何件かあった。1件目。成田空港ルフトハンザのチェックイン待ちで並んでいたら「マイレージカード作りませんか」と。普段は断るのにその時は10人くらい並んでいたし時間潰しに丁度いいし、なにより作りたいと思っていたから申し込んだ。必要事項も向こうで記入してくれる楽チン。2分もしないで手続き完了だ。ところで「お客様富山出身ではありませんか?」「ええ、そうですが」「金沢中央予備校で一緒だった、、、憶えています?」ときた。予備校時代と言えば約30年前だけど、名札を見てピンと来た。予備校のマドンナS嬢ではないか。確かその後上京して、添乗員の仕事とかしてたな、なので今も旅行関係のお仕事なんだな、と納得した。「ヤマモト君全然変わらないね」とか短い会話を少々した。30年分の話をしたいけど、チェックインの順番も迫ってる。その場はそれで終了したが、フランクフルトに着くまで不思議な再会に、ビックリマークを何千個も従えて感慨に耽っていた。それから2日後。ファッシングというライブハウスでヤン・ラングレンのライブを見ることにして、早めに会場入り。2階に席を求めた。演奏が始まるまでビールを飲みながら大勢の観客を眺めていたら、見覚えのあるジャンパー、見覚えの或る颯爽とした歩きで日本人が向かってくる。「あれ、マシュマロの上不さんではないか」すぐに階下しご挨拶。確かにヤン・ラングレンのCDを作っているので、居らしても不思議はないんだけど。不意にだったのでビックリした訳。それから3日後。ブレーメンで開催されたJAZZAHEADという展示会場に居た。ヨーロッパのジャズレーベルが一同に会する大商談会だ。名簿によると日本からの参加はユニオンだけだと思っていた。しかし違った。ケイタリング・ブースと称する食堂みたいなところで「疲れた」と思い休憩していたら、颯爽と歩いてくるのはダンディーな「OFFICE 大沢」の大沢さんではないか。「イギリスのBASHOにユニオンの2人組が来ているよ」との情報を得ていた大沢さんは、さしてビックリされた様子はない。こちらはビックリだ。もう成田からビックリの3連発なんだからね。そんな話をその5分後に合流したヘルゲ・リエン達と「ミラクルだね」と盛り上がっていました。さて今日午前9時から鑑賞を連続しているのはコレ。SEEDSと言ってもサヒブ・シハブではない。このジャケの印象のみで数回繰り返していて、今先ほどようやく中のメンバーの連中の顔などを見た。演奏内容からは比較的若手なのかと思っていたのだが、意外にも全員がそれなりにベテランというか年配者というかそんな様子だ。まったりとしたトランペット、そこに絡んでくるピアノの様子が心地よい。ボクはメンバーの誰一人として知らないけど、全体を包括する優しい雰囲気にのめり込んでしまっている。

★SEEDS...(CHUCK MAROHNIC) / JUSTICE FOR THE EARTH (RAVENSWAVE)


2008/03/25
2008/03/25 ★DAMIEN PRUD'HOMME 『REFLETS』


ピアノでSERGIO GRUTZが参加しておるので興味を持った。GRUTZといえば、2006年6月29日に入荷した『ENSEMBLE』だ。ビオレッタ・パラの「人生よありがとう」という曲が忘れなれない曲であった。劇的であった。そんなグルツのことを忘れることもないので、しっかり聴くのだが、はやりここでも彼の印象は好感度大であり、ピアノのところになると耳を澄ましてしまう。はやり只ならぬ気配を撒き散らしていると思う。ボクはこの中でも3曲目「GUDULE」が大好きだ。6分弱の短い曲だけど。ゆったりとした永遠みたいなものを味わえるような気がする。それはどこかチャールス・ロイドの『フォレストフラワー』に似ている曲想から来るイメージなのかもしれないけど。これはこれで聴き込める。

★DAMIEN PRUD'HOMME / REFLETS (CRYSTAL RECORDS)


2008/03/24
2008/04/24 ★KARRIN ALLYSON 『IMAGINA : SONG OF BRASIL』


なんか寒いですね。また1月くらいの状況に逆戻ったようだ。でも明日以降には春めいてきて桜も間近かということになるんだろう。今日はこれから気持ちよくなるボーカル作品を聴いていた。彼女、CONCORDから出ていた人だなと思ってよく考えたら、ユニバーサルはコンコード・グループの作品をも一手に引き受けてるんだよな。益々巨大なグループになっているって感じ。でもなんだな。はやり聴いていて凄いなと思うのはこの完成度ですよ。マイナー系とは桁違うって感じ。今回はSONG OF BRAZILですよ。全編今からの明るい季節にピッタリです。

★KARRIN ALLYSON / IMAGINA : SONG OF BRASIL (CONCORD)


2008/03/17
2008/03/17 ★FRANCO CERRI 『METTI UNA SERA CERRI/MERCI BEAUCOUP』


オリジナル盤のレコードは何度か扱ったことあるけど実際には聴いた事なかった。編成大きくて、ブラスやストリングスが入っているので、どうなのかなと思っていた。今回初めて聴いてビックリ。今風でもあるし、今のファンに受けるような音でもあるように思う。70年代のイタリアを想像させる軽やかな哀愁、あ、でも70年代のイタリアなんて映画でしか知らないけど。ストリングスもブラスも正にピッタリ合っている。個性強いチェリのギターがなんとも魅力的。全曲魅力溢れる逸品で、これはこれはオススメしない訳にいかない。9曲目までが73年録音のもの。残りのスタンダード集が2003年の録音だ。こちらはグッと身近なスタンダードばかりで、「BEAUTIFUL LOVE」「JUST A GIGLO」「YARDBIRD SUITE」「LOOKING FOR THE SILVER LINING」「OUT OF NOWHERE」など。個人的には、73年録音のほうに断然心酔。

★FRANCO CERRI / METTI UNA SERA CERRI/MERCI BEAUCOUP (AMS)


2008/03/05
2008/03/05 ★ENRICO PIERANUNZI/MARC JOHNSON/JOEY BARON 『AS NEVER BEFORE : FEATURING KENNY WHEELER』


3月、あらゆる処で意味のない工事をヤッテイマスね。何処に変化が表われたのかと確認するとアスファルトの歩道がブロック形式になっただけ。意味なく渋滞引き起こしていますし、その工事のせいで昨日は死に掛けました。その歩道と車道との仕切り部分に10センチの段差がついていることに気がつかず闊歩していたら、2メートルほどダイブ、思い切り転んで膝と掌打っちゃった。幸運だったのはそこにクルマが通りかからなかったこと。車道の真ん中辺りまで飛んだから、両手骨折、両腕切断、あるいは即死もあり得た訳で。工事関係者は知らん顔しているし、痛いし恥ずかしいし。昨日はそんな痛みを抱えながら仕事していた。そんな思いの中で心温まったのはこのピエラヌンチ。メンバーはMARC JOHNSON、JOEY BARONだ。そしてKENNY WHEELERが参加。彼の最近のフリューゲルは凄く沁みる。もう早くも1曲目がクライマックスという激しい展開。これには勇気付けられます。最高じゃないでしょうかこれ。

★ENRICO PIERANUNZI/MARC JOHNSON/JOEY BARON / AS NEVER BEFORE : FEATURING KENNY WHEELER (CAM JAZZ)


2008/03/04
2008/03/04 ★TRAINCHA 『WHO'LL SPEAK FOR LOVE : BURT BACHARACH SONGBOOK II』


2月から近所のKONAMIのスポーツジムに通い始めた。2年ぶりのジム通い。なかなかジムというところには馴染めない。もともと運動系の人間でないし。隣の人が物凄い勢いで走りこんでいるのに、ボクは時速4.5キロのペースでゆっくり歩いている、という具合。太っているということで今後、病気になったり不都合なことになるんであれば嫌だな、と考えている程度。入会時に計測した体重が80キロ弱だったので、この調子で通い詰めれば70キロも目前かなと思っていた。しかし思惑外れて2キロ増えた。ジム後のビールが美味しいし、食もすすむ。以前より米穀関係の食物摂取の機会が増えている。この調子で行けば確実に増えて行きそうな気がしている。TRAINCHAの2作品目が早くも登場した。ついこの間「誰だか知らないけど、この人いいなあ」と聴きいっていたのに。今回もその調子と選曲は絶好調、でも少しソウル寄りになったような。でもそれがまたスバラシイんだけど。ここ数日間短期間で聴き込みを集中して得たボクの結論でのオススメ曲は2、3、4、5、7、9、11で特に気になる存在が「IN BETWEEN THE HEARTACHES」でこの曲を知り得たのが最高の収穫でもあった。

★TRAINCHA / WHO'LL SPEAK FOR LOVE : BURT BACHARACH SONGBOOK II (BLUE NOTE)


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