2017.03.08
▼▼SPECIAL INTERVIEW by diskunion▼▼
左からKeiichi Horii(b)、nabeLTD(p)、RYO KANDA(ds)
■バックグラウンドが異なる3名で成る"Fango Inc."はどのようにして結成されたのでしょうか。
RYO KANDA(以下、RYO)「ほう..」
Keiichi Horii(以下、Kei)「じゃあ、どうぞ」
nabeLTD(以下、nabe)「おれ?..だよね」
nabe「えーと、3人ともそれぞれが東京で音楽の仕事をしてました。そこで自分のバンドをやりたくなって彼らを誘ったのがきっかけなんですが..
元々は僕がアメリカから帰国して地元(新潟)のNULOっていうDJバーでレギュラーのパーティーを始めた時、DJイベントだけじゃなくライヴイベントもしたいなと思って。
それで昔からよく知ってる彼らが東京で演奏活動してるっていうのを聞いて、実際に呼んでセッションし始めたのがきっかけですね」
RYO「...」
Kei「...」
nabe「君たち少しは助けなさいよ」
Kei / RYO「ははは笑」
■初音源リリースとなるアルバム"Timeless"では、ジャズだけでなくソウル/R&Bやヒップホップ的な響きも感じ取れます、
楽曲をつくる際に"Fango Inc.はこのような音だ"というのが念頭にあったのでしょうか。
nabe「うーん、そういった意味では全く決めてないです。結局曲を作っていく中でどんどん変わっていってしまうので」
Kei「まあ、なんていうかバンドで実際に音を出して結果こうなったっていうのが3人での定番って感じです」
RYO「それはある。アレンジに関しては昔からそんな感じで」
nabe「確かに。でも僕が原曲(ラフ)を書く時点では、レコード掘ったりビート作ったり、
セッションしたりする中で聴いてきた音楽が色々反映されているとは思います」
■ジャケットのアートワークが目を引きますが、これには何か経緯があったのでしょうか。
nabe「大好きな373さんって画家の人がいて、今回作品をつくる上で思い切ってお願いしてみたらオッケーしてくれて」
Kei「デモ音源送ったんだよね、このアートワークはスゲー気にいってます」
※373画伯 原画の一部
RYO「そうそう、ディレクター含め、皆でめちゃくちゃいいじゃ~んってなってました」
Kei「LINEで彼(nabe)がスタンプでよく使うな~とは思ってたんですけどね」
RYO「あ、これか!と」
nabe「ほんとに素敵ですよね」
■今後の活動をお聞かせください。
nabe「インスタレーションをやりたくて、ライブをするならギャラリーや美術館でできたら面白いかなって。ステージと客席が必要ない空間を作りたいなと。」
Kei「そうそう、たくさんの人に聴いてもらいたいよね」
RYO「というわけで"Timeless"ついに出ます」
Kei「ほんとに気持ちいいアルバムを作りました」
nabe「ピアノ全開です!よろしくお願いします」
Keiichi Horii(b),
北海道出身。クリスチャンの音楽一家の家庭で育ち、8歳の頃より教会でエレキベースの演奏を始める。高校一年の頃、元エスカレーターズのヴォーカリストであるZoocoの来礼ライヴのサポートメンバーオーディションに合格。村上てつや(ゴスペラーズ)のサポートも務める。
17歳でバークリー音楽大学の奨学金テストに合格、当時で最高金額を取得。その後渡米せず甲陽音楽院 神戸校へ入学。在学中受けたオーディションで見事合格し「熱帯Jazz楽団」と共演、プロミュージシャンとしてのキャリアをスタートさせ拠点を東京に移す。
2011年に米国アラバマ州にてStevie Wonderのプロデューサーの一人であるHenry PanionIIIに出会い、Audiostate 55 Entertainment Companyのゴスペルライブとレコーディングにアジア人初の参加をし絶賛される。
同氏からアラバマ大学へ奨学金のオファーを受けるが、日本への帰国を選択した。帰国後はBoAやCrystal Kayをはじめ、様々なLIVEツアーに参加。2016年は韓国の人気グループSuper Juniorのsoloツアーに参加するなど国内外問わず、幅広くバンドを支えている。その抜群の安定したプレイは唯一無二である。
RYO KANDA(ds)
兵庫県出身。幼少期よりストリートダンスを嗜む。バックアップダンサーとしてのキャリアを経て、高校時代ビッグバンド部入部を機にドラマーへと転向。音楽学校卒業後、 単身上京しセッション・ドラマーとしての活動をスタート。
近年は井上苑子、WHITEJAM、BoA、織田哲郎等のサポートや日本最大級のストリート・パフォーマンス集団 “ TAPJAMCREW ”のプロデューサー兼ドラマーとしても活躍中。
Instagramでの動画投稿企画、#一日一グルーヴ、#一日一バイブス で話題を集め、3年目に突入した現在、
#一日一グルーヴ2 毎日更新中。
373(TOCHKA BOWL/細道)
1974年奄美産まれ 幼少の頃スケートボードのグラフィック、パンクのレコードジャケットに影響を受け絵を描き始める。
ZINEの作成、友達のバンドやDJなどのフライヤーやジャケットなどを手掛ける。
KML BOOK(画家 中村譲二氏のレーベル)より初の画集『EVERYDAY』発売中。雲の様な煙の様なオバケの様な『モクモクくん』が自身の代表的なキャラクターである。
現在長野在住 スケートボードショップ&パークTOCHKABOWL オーナー。
2007年 個展 "WOMBD"AT TOWER CAFE
2012年 個展"...DAY IN THE..."AT LOSAPSON
2015年 個展"EVERYDAY" AT FEEVERBUG
2015年 森本雑感 373 2人展"森と南の共通点"AT No.12gallery
2015年 DJ discharge 373 2人展 "シュワ(ボロ転生の奇跡展"AT LOSAPSON
2017年03月08日 / CD / JPN
fox capture plan フォックス・キャプチャー・プラン
2017年01月25日 / CD / JPN
2016年12月21日 / CD / JPN
Scrabble / Move Your Red(7") / スクラブル/ムーヴ・ユアー・レッド(7")
2017年03月22日 / 7"(レコード) / JPN
1,731円(税込)
Jazz The New Chapter 4 / ジャズ・ザ・ニュー・チャプター 4
2017年03月08日 / BOOK / JPN
カートに商品が追加されました。
2016年05月28日 / LP(レコード) / EU
2016年10月13日 / CD / US
LOVE IN A TIME OF MADNESS / ラヴ・イン・ア・タイム・オブ・マッドネス
ボーナストラック収録
2017年02月15日 / SHM-CD / JPN
2,860円(税込)
WE GOT IT FROM HERE... THANK YOU 4 YOUR SERVICE (EU PRESS) "2LP"
A TRIBE CALLED QUEST ア・トライブ・コールド・クエスト
2017年01月10日 / LP(レコード) / EU
3,685円(税込)
COMMON (COMMON SENSE) コモン (コモン・センス)
2016年11月12日 / CD / EU
カマシ・ワシントンの大傑作〝The Epic〟が待望のアナログ・リリース
2015年10月09日 / LP(レコード) / IMPORT
カートに商品が追加されました。
KNEEBODY & DAEDELUS ニーボディ&デイデラス
2016年06月30日 / CD / US
Killiam Shakespeare キリアム・シェイクスピア
2015年12月にリリースされ一部で話題となった自主制作盤が遂にフィジカルで初入荷!
2016年12月19日 / CD / IMPORT
You're Dead! (CD) 日本盤(解説/ボーナス・トラック)
2014年10月07日 / CD / JPN
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