美しさと力強さを備えたマリア・シュナイダー、2000年5月のドイツでのライブ音源がリリース

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2018.03.20

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人気女性コンダクター&コンポーザーの知る人ぞ知る
ドイツの大物作曲家・クルト・ヴァイルをたたえる記念ライブ盤
MARIA SCHNEIDER / マリア・シュナイダー / Big Bands Live(2CD)

マリア・シュナイダー2000年ドイツでのライブ録音盤は、大御所コンポーザー、クルト・ヴァイルへの敬意溢れる作品です。

グラミー賞受賞者、ビッグバンドの麗しき女性コンダクター&コンポーザーであり日本での人気が高い、マリア・シュナイダー。1960年ミネソタ州生まれで、ミネソタ大学、イーストマン音楽学校、マイアミ大学・・・と錚々たる教育機関で音楽理論を学び、卒業後はギル・エヴァンス、また80年代後半から90年代にかけては、ボブ・ブルックマイヤーのもとで学びました。

オーケストラの結成は1993年。しかし現在のようにアンサンブルのオーケストラ形式となったのは、2007年のマリア・シュナイダー・オーケストラから。2007年リリースの『スカイ・ブルー』は世界的な話題となり、ビッグバンドの女性コンダクター、コンポーザーとして確固たる地位を築き上げました。

今回ご紹介するのは、2000年5月14日にドイツの偉人的音楽家とされる作曲家・クルト・ヴァイルの誕生100周年、および没後50周年を記念してのライブ盤。2000年にドイツのCK Recordsレーベルよりリリース歴がありますが、多くは語られていない作品であるため、今回のリイシューには注目が集まっています。このライブではドイツの放送局SWRの支援によるSWR Big Bandとの競演を果たし、ドイツの音楽家たちへの彼女の心からの敬意をこめることができました。

内容は、「Mack The Knife」「Speak Low」「Alabama Song」といった、世界的なスタンダードになっているクルト・ヴァイルの名ナンバーをオリジナルのテイストを活かしながら彼女なりの表現に仕上げています。

スタンダード・ナンバーゆえに、懐かしさだけで語られてしまうことが多いナンバーですが、これを印象的なマリアの手腕でどのように料理されるか、とても楽しみですね!
特にマリア・シュナイダー作品はどれも人気商品が多いため、ファンのかたはぜひお早目のご予約を!!!



 

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