ピアニスト野瀬栄進インタビュー!

  • JAZZ
  • ニュース

2009.05.11

  • LINE

  • メール
新作『INSIDE OUT DREAM』をリリースしたNY在住のピアニスト野瀬栄進さんがディスクユニオンを訪問!
その際に行われたスペシャルインタビューを掲載いたします。

-これはいつ頃の録音ですか?
去年の5月と6月ですね。音はもうだいぶ前かで出来てたんですけど、ジャケットが決まらなくて・・・
いくつかアイディアはあったんですけど、いまいちピンと来なくて。一生に何枚アルバムを出せるかって考えたら、ジャケットでも妥協はしないで半年くらい寝かそうかなって。今回のジャケットは、友達のアーティストの絵になりました。


-ドラムはエリオット・ジグムンドですね。僕はエリオット・ジグムンドが凄い好きなんですよ。名盤請負人ってイメージで。
ドラムはエリオットと武石聡さんが参加してくれています。 一発ものとかフリーの曲では武石さんが叩いていて、もっとコードがグチャグチャの曲はエリオットという感じで分かれています。

-このアルバムではフリーを結構やってるんですか?
一曲目はEbのペダルポイントがあってその上で自由にやっているので、フリーと言えばフリーですね。三曲目は行ったり来たりという感じです。
やっぱり、いかにもフリーっぽいのにはしたのにはしたくなくて、メロディのあるフリーっていうか・・・


-そうですね。流麗にスタンダードを演奏するのではなく、スイングはしない、でも美しいメロディがあるといった風で、ECMにも通じるものを感じますね。曲は今回も全曲オリジナルですね。
そうですね。企画物とかはまた別ですけど、自分で作るんなら自分の曲を残しておきたいって言うのがあって・・・ 自分の曲はどんどん増えていきますね。あとアルバム3枚作れる分くらいはあります。
いつ死んでも良いように、どんどん曲は残していきたいですね。


-そんな。健康状態が悪いとかいうことはないんですよね?
ええ、まったくの健康です(笑)。
-(笑)。本日はどうもありがとうございました。

(2009年4月7日収録)

新作を手にする野瀬さん(左)と野瀬さんの前作を持っての山本隆(右)



★野瀬栄進 / INSIDE OUT DREAM / CD / 2,800円(税込)

最新ニュース