2011.06.13
---和ジャズ・ディスク・ガイド公式推薦盤---
「チエミ ラテンを歌う」も加わった、チエミが歌うジャズ&ラテン・ナンバーの決定版5枚組BOXセットが限定入荷!!
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チエミは、“テネシー・ワルツ”や“さのさ”だけではない。
ぜひ、本BOXセットに収められたジャズ&ラテン・ナンバー(全46曲)を熱唱するチエミに酔いしれていただきたい。
監修:塙耕記(Think! Records)
江利チエミ / 江利チエミ ヴォーカルの世界 / キングレコード / 5CD / 10,500円
5枚組みのCDボックス。江利チエミがジャズ、ラテンを歌った5枚のアルバムが入っています。
裏側には5タイトルのジャケが。
5タイトルの中にはあの「チエミ ラテンを歌う」も入っています!
<収録作品>
●江利チエミ/チエミのスタンダード・アルバム
■江利チエミ(vo)、中村八大(p)、見砂直照と東京キューバン・ボーイズ、原信夫とシャープス&フラッツ
■1ベサメ・ムーチョ Besame Mucho 2南京豆売り The Peanut Vendor 3マラゲーニャ Malaguena 4タブー Taboo 5枯葉 Les Feuilles Mortes 6私の彼氏 The Man I Love 7恋人よ、われに帰れ Lover, Come Back To Me 8スワニー Swanee
15 歳で歌手デビューしたチエミも22 歳となり、本作がリリースされた1959 年には高倉健とめでたく結婚を果たした。まさに絶頂期に吹き込まれた、勢いを感じる作品である。言葉は少し悪いかもしれないが、荒々しいチエミが聴けるのだ。その象徴が見砂直照と東京キューバン・ボーイズをバックにワイルドに歌う、34の2 曲。特に後者での野性味溢れるスキャットは絶品である。ハイカラなジャケット・デザインも秀逸。ジャケ、内容とパッケージ丸ごと愛せる1 枚だ。(塙)
●江利チエミ/チエミ ラテンを歌う
■江利チエミ(vo)、見砂直照と東京キューバン・ボーイズ
■1カチート Cachito 2エル・クンバンチェロ El Cumbanchero 3キサス・キサス・キサス Quizas Quizas Quizas 4アンナ Anna 5ある恋の物語 Historia De Un Amor 6ラ・クカラチャ La Cucaracha 7ヴァイア・コン・ディオス Vaya Con Dios 8ババルー Babalu
「チエミのスタンダード・アルバム」(LKF-1025)はレコードのA面がラテン、B面がジャズというコンセプトであった。特にラテン楽曲を歌うチエミは水を得た魚のように躍動していた。本作はそのラテン楽曲を丸ごと楽しめる充実のアルバムである。「チエミのスタンダード・・・」の時よりさらに歯切れよく舞うチエミ。あまりのノリのよさに、映画「青春ジャズ娘」にてカワイイ黒人メイクで歌っているチエミをついつい想像してしまうのは私だけであろうか。聴き惚れているとあっという間に終わってしまう充実の20分間だ。(塙)
●江利チエミとカール・ジョーンズ/江利チエミとカール・ジョーンズ
■江利チエミ(vo)、カール・ジョーンズ(vo)、服部克久(arr)、キング・オールスターズ・オーケストラ、シックス・レモンズ、シャープス&フラッツ
■1チーク・トゥー・チーク Cheek To Cheek 2アゲインAgain 3ドリーム Dream 4パリの空の下 Under Paris Skies 5ニアネス・オブ・ユー The Nearness Of You 6ユー・ユー・ユー You, You, You 7ラヴ・ハー Love Her 8ストンピン・アット・ザ・サヴォイ Stompin’ At The Savoy
世間一般では「テネシー・ワルツ」と「さのさ」がチエミの代名詞だ。しかし、こちら側の視点では本作のようなジャズ作品が“江利チエミ”なのである。本格的にジャズを歌う彼女は筆舌に尽くし難く素敵だ。本作はチエミのジャズの恩師であるカール・ジョーンズと吹き込まれた心温まる作品。デュエット(1368)、 チエミのソロ(25)、カールのソロ(47)という構成だ。1と8をじっくりと聴いてほしい。右チャンネルのチエミ、左チャンネルのカールの見事なシンクロ具合に驚くだろう。(塙)
●江利チエミとカール・ジョーンズ/クレイジー・リズム
■江利チエミ(vo)、カール・ジョーンズ(vo)、原信夫とシャープス&フラッツ、白木秀雄(ds)、松本英彦(ts)、沢田駿吾(g)、渡辺貞夫(as)、ほか
■1クレイジー・リズム Crazy Rhythm 2マイ・ファニー・ヴァレンタイン My Funny Valentine 3ジャスト・スクイズ・ミー Just Squeeze Me 4テンダリー Tenderly 5つむじ風のブルース The Big Twister 6ミッド・ナイト・サン・ウィル・ネヴァー・セットMidnight Sun Will Never Set 7ラヴ・イズ・ヒアー・トウー・ステイLove Is Here To Stay 8アイ・ゲット・ア・キック・アウト・オブ・ユー I Get A Kick Out Of You
『江利チエミとカール・ジョーンズ』の続編。前作以上に息の合ったデュエットを披露するふたり(1358)。あまりの軽快さにあっという間に聴き通してしまう。カール先生に厳しいレッスンを受けたのか、チエミが心なしか都会的で洗練された歌い方に変貌をとげているように感じる。本作はバックを務めるプレイヤーたちもすごい。マニア的観点から言及するならば白木秀雄と渡辺貞夫の共演がしびれる(36)。チエミ・ファンのみならず、和ジャズ・フリークにも注目していただきたい作品だ。(塙)
●江利チエミ/ナイス・トゥ・ミート・ユー!
■江利チエミ(vo)、前田憲男(arr)、山屋清(arr)、カール・ジョーンズ(arr)、原信夫とシャープス&フラッツ
■1A列車で行こう Take The A Train 2マイ・ファニー・ヴァレンタイン My Funny Valentine 3ホエア・オア・ホエン Where Or When 4ミスティ Misty 5君去りしのち After You’ve Gone 6セントルイス・ブルース St. Louis Blues 7ワッタ・ウィ・ゴナ・ドゥ・アバウト・イット Whatta We Gonna Do About It 8ゴメンナサイ Gomen Nasai 9アゲイン Again 10モーニン Mornin’
デビュー30周年記念の一環として本作の吹き込みが決まり、師匠であるカール・ジョーンズを呼び寄せ、再びヴォイス・トレーニングを受けた。バックに原信夫とシャープス&フラッツ、編曲はカール先生と前田憲男、山屋清。万全を期し、チエミは見事にこの素晴らしい作品の吹き込みを成功させたのである。チエミ節は極上バラード24で健在。ポップス調の58はこれまでにないチエミの魅力を楽しめる。(塙)
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