どこぞに名曲はないか。それを探す毎日である。どこぞの名演奏スタイルはないか。それはあまりやらない。むなしい気がする。限られているからジャズから離れるのが早い。名曲は無限である。名曲探しはジャズに添い遂げることが出来る。一生ものだ。曲探しとなればスタンダードよりオリジナルである。日頃オリジナルにいちゃもんをつける私だがそれはつまらないものにであってスタンダードに匹敵する旋律を持つものなら大歓迎だ。そうだ、もう一つあった。演奏はどうしたと言われそうである。曲を名曲たらしめているのが演奏であるから演奏は名曲に含まれるというのが私の解釈である。話がややこしくなった。ほんのたまさか単純な頭がもつれてどうでもいいことを考えてまたもとの単細胞に戻ってゆくというケースを繰り返す。(1)は「Bogota」というオリジナルに惹かれた。この曲が入っているからこのCDは一生オレから離れないなと思った。いい曲というのは人を幸せにする。他人を思いやるようになる。100枚買って100人に配ろうかなと思ったりする。まぁせめて3枚。いい曲は人に散財を強いるのである。(2)の澤野商会。澤野商会は曲もそうだがアルバム作りがたくみだ。別のCDを何枚か聞いて澤野盤を耳にするとそれがよく分かる。「美味しいところ」を心得ていて、それを作品に反映させる。他レーベルにはめったに見られない特質である。ビギナーにもマニアにもいけるというところが凄い。これが一番むづかしい箇所ではないか。私は「エスターテ」がいいと思った。「エスターテ」を聴きたくなったらこれだ。山本隆の奥さんを唸らせた盤として有名?(3)久しぶりにいい歌盤が出た。何よりもクセの無さが最大の美徳である。クセを出さずに人の気持ちをとらえて離さない。これが一番むずかしいところである。今「モア・ザン・ユー・ノウ」に気に入っていてこの人の歌にしびれている。オランダのピアニストの(4)。何ということのない心の在り方の時に聴く一枚。「我が恋はここに」がベスト。
(1)STEVE KOVEN / RESURGENCE (BUNGALO RECORDS)
(2)ROBERT LAKATOS / NEVER LET ME GO (ATELIER SAWANO)
(3)LAUREN KOVAL / NO COMPLAINTS,NO REGRETS (LAUREN KOVAL)
(4)DIRK BALTHAUS / GERSHWIN (Hi5 RECORDS) |