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レーベル
SECOND ROYAL RECORDS
国(Country)
JPN
フォーマット
7"(レコード)
規格番号
EMF068
通販番号
1006868532
発売日
2015年10月14日
EAN
2299990074413
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商品詳細情報

2011年の『Leaders of New School』から4年、遂にHALFBYがシーンにカムバックします!
11月11日に5枚目となるフル・アルバム『INNN HAWAII』をリリース。
先行シングルとして、アルバム最終曲にして、Alfred Beach Sandalをヴォーカルにフィーチャーした“Kids”が7インチで登場です!

 
リリースはなかったもののDJとしてはこの4年間、今までと変わらず精力的に活動してきたHALFBY。そのキャリアにおいても、インディ・ポップとB-BOYマナーをミックスしたセカンド『Side Farmers』、トロピカル・ムードのダンス・ミュージックで構築した『The Island of Curiocity』、ムーンバートンへの傾倒を刻みこんだ前作など、つねに自分のDJモードを反映したオリジナル作品を送り出してきました。しかしながら、この曲“Kids”は、フロアまっしぐらのピークタイム・アンセム!といった趣とは一味異なった、ダウンテンポの心地よさと歌メロディーの柔らかな甘さがじわり広がるレイドバック・チューン。彼のキャリアのなかでは異色のシングルと言えます。心境の変化を尋ねてみました。

 
「以前は、フロアで感じたワンアイデアを元に1~2日でほぼ完成まで持って行くような瞬発力こそダンスミュージック!なんて勢いが=シングルに繋がってたようにも感じますが、今はDJでかけたいものとHALFBYの制作が特に連動しなくなってきたというか、DJでかけたい曲を作る、から、曲が出来てからDJではどう?みたいな順番。もちろん全曲DJプレイOKなんてアルバムにも魅力を感じますが、アルバムに関してはリスニング重視というか、通してのバランスに重点を置いていたので、逆に突出した曲はいらないかなーって。その中でラストに1曲北里君に歌ってもらって締めたい、という流れになって、いい曲だしシングルも出す?くらいの感じで」

 
“Kids”はAlfred Beach Sandalこと北里彰久がヴォーカルで参加。飄々とした温度と艶っぽいソウル・フィーリングが同居した彼ならではの歌声が、この曲の持つ〈名曲!〉なムードをさらに高めています。しかも、この曲はHALFBYにとって初の日本語詞となりました。

 
「今まで何となく英詞がいい!って感じで英語圏のヴォーカリストに依頼してたんですが、もうそんな狭い気分的なものもなくなったので、単純にビーサン最高だなーと思って。それに北里君って音楽性も含めてほぼ外人枠というか。VIDEO君(Videotapemusic)に聞いたところ歌ってくれるんじゃないかと言う事で直接オファーしました。ビーサンのカラーを加えてもらうと言うよりは、ビーサンが自分でやらなそうな普通の曲というか、スローでソウルっぽくて、ヒップ・ホップ的なトラックで、どう?と、まあもう少し具体的にアイデアを伝えたら、やります!って感じだったので。それに単純にめちゃくちゃ歌が上手いしリズム感も顔もいい!あとはハワイにビーサンは必需品だしってことで。アルバムのラストはいい歌で締めたかったというのもあります」

 
歌詞は全て北里によるものだそう。

 
「一応アルバム全体のコンセプトは伝えていましたが、“Kids”に関しては完全に北里君の世界観。odd eyesのシュウト君やハイハワの原田君達のような若者のイメージ、と北里君が言ってたので、タイトルは“Kids”かなーって話になりました」

 
では、HALFBYから見た“Kids”で歌われているエモーションや情景を、単語で羅列していけば?

 
「パン、ファミリーコンピューター、ローカル、万引き、カオス、グリコ、SF、80年代、悪口、スニーカー、ポロリ、○○仮面、ゲロ、夕焼け、チアガール、コメディ、失恋、友達」

 
“Kids”をDJでプレイするとして、その前後でかけたい、もしくはかければはまりそうだなと思える楽曲は?

 
Granddaddy / Something new
Diamond Shell feat. Biz Markie / Oh What A Night
EVISBEATS / いい時間

 
こちらもアルバム収録となるBサイド“Rover”も含め、今7インチは頬をくすぐる潮風のごとき極上のラウンジ・ビーツ作に仕上がりました。アルバム自体、そのタイトルが象徴されるようにハワイがキーワードになったそう。最後に、HALFBYを魅了したハワイと自身との親和性について語ってもらいました。

 
「一言で言えば、小さなアメリカという感じでしょうか。自分の中にあるアメリカへの憧れがハワイには良い塩梅で存在する。倉庫のようなレコードショップに、VHSやDVD、フィギュアやアメコミなどが無造作に陳列されてたり、古着やおもちゃ、ガラクタまで適当に揃えたアンティーク・ショップなんかも含め、デカいスーパーマーケット、黒人ばかりのハンバーガー・ショップ、オープンカーで走るビキニ美女達、海沿いのスケートパークなど、本土アメリカの文化が車で2~3時間で観光出来るオアフ島にまとまっていると感じるからだと思います。そこに海や自然、気候の快適さと、美味しい食べ物、町を包むスローでホリデーなムード感、フラやウクレレなんかのネイティヴ・ハワイアンな風習が加わるというミックスカルチャーに胸打たれた、という感じだと思います。僕自身ハワイなんてハイヒールモモコ一家を始めとするタレントのバカンスエリアであり、ゴルフやエステ、ブランド品の買い物など、日本人の求めるバブル感の象徴と偏見を持っていたので、その反動と言うか、噂で不良と聞いてたけど会ったらめっちゃいい子やん!みたいなところもあるかもしれません」


 
(新譜案内より)

ソングリスト

  • A1.KIDS
  • B1.ROVER