1,650円(税込)
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今まで出された音源は手焼きのデモ音源2作品のみながらも、シブカル祭。
2015に出演したり、Ustream番組「しずる館」でミスidの水野しずと共演するなど、わりと一部で物議を醸している田島ハルコがついに1stアルバムをキャッ チ&リリース!
今回のジャケット写真はシブカル祭でもコラボした写真家の南阿沙美が担当。中身やタイトルを見事に中和するクールな仕上 がりになっている。(内側の写真も必見!)
田島ハルコは、東京アンダーグランドシーンの日陰で2012年から活動を続ける3ピースバンド”シャンプーハッツ”のボーカルとギター担当であり、バンドでは見るものの脳を溶けさせるがごときズルさ100%のヘロヘロなライブパフォーマンスで許されていたが、今回のソロ作ではそういった意味での許されるユルさを一切封印。現代っ子ならではのオブセッシブな感性で作られたGarageBand製のチープなトラックでは最新にアップデートされ たテクノロジーをいびつな身体性によって見事に調伏させており、ガードや受け身の類を一切持たず身一つのまま身体ごと放り出しているかのようなジャンクでエレクトリックなサウンドは聴くだけで大怪我する覚悟必須である。
70年代後半~80年のテクノポップ・ニューウェーブ黎明期のプラスチッキーな感覚から影響を受けていながらも、そこから大きくはみ出した肉体性や情念から再帰的に”ロック”を見いだすこともできるし、さらに田島ハルコのライブの様子をみれば現代の”お手軽なテクノロジー”の恩恵で逆説的に生み出された歪さが身体性へと回帰する様子がみてとれるだろう。 チープな音色が織りなす重厚なまでに情報過多なトラック、そしてキャラがなかなか定まらない歌声から繰り出される唐突な ファルセット、卑屈さと悪意とさらにそれらに介在する潜在意識から捻り出されるシュール(超現実的)な歌詞…名状しがたい世界が広がっているが、とりあえず確かにこれは「暴力」かもしれない…!
tajimaharuko.jimdo.com
田島ハルコ