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これまでThe Moonlights、Baby It's Youといったロックバンドを率いてきた新井良平が、“Ryochan”(りょうちゃん)として、自ら主宰を務めるKiridoshi Recordsからソロデビュー。楽曲はすべて、鎌倉生まれの、鎌倉育ち。美しいメロディラインとRich Buzzのリズムが絶妙にマッチし、淡いメンフィスの香りが漂います。リードトラックの「真夏のフォトグラフ」には、スチールギターにChihanaが参加。「夏」をテーマに、“KAMAKURA SOUND”の仕上がりです。そして、このシングルをプロデュースするのは、2015年10月に創刊した音楽雑誌「ECHO」の製作陣。32ページの冊子付きでのリリースが実現しました。誌面の内容も彩り豊か。菊池ともか&Chihanaのインタビューや、THE NOVEMBERSのギタリスト・ケンゴマツモトの対談、ミュージシャン川柳など、豪華ゲストを迎えた様々な企画が盛りだくさん。Baby It's Youの「サリーの日記」や「タウンミュージック」といったECHO人気の連載コーナーも収録しています。2016年の夏は、”ポップマエストロ”Ryochanが思い描いた“KAMAKURA SOUND”をぜひ体感してください。“この夏の風は、きっと追い風になる。”All Design 安部洋佑(Newdriph) 成瀬真也奈(Newdriph)

フィル・スペクターやビートルズ、ヒロトとマーシーの話をして盛り上がった江古田の「ちゃんりょうハウス」を思い出しました。Ryochanの作る音楽にリスペクト!ビートりょう(THE BOHEMIANS)

『固く目を閉じてもまぶたの内側に真っ白く焼きついて、夢か現実か区別がつかなくなっちゃうくらいに僕等の五感を溶かそうと照りつけてくる真夏の太陽を、りょうちゃんはきっと愛している。そんな白昼夢の中で遠くのカーラジオから流れてくるのはやっぱりロックンロールや、りょうちゃんの大好きなDOO WAP、黄金に輝くアメリカン・ポップスであってほしいし、絶対にそうであるべきだと思う。でも僕たちはカリフォルニアのビーチでビキニの女の子を追っかけたりして遊んで暮らしてるわけではなく、れっきとした日本男児であるから、夏の夕焼けを見れば胸の中で甲本ヒロトがマイク握りしめ歌い出す。りょうちゃんの歌にはそういう青臭さもしっかり、たっぷり盛り込まれているし、それがりょうちゃんの醍醐味であるし、僕がりょうちゃんの作った歌を、聴く前から全肯定してしまう所以でもある。あれ、ちょっと褒めすぎたかな。

さて、鎌倉で暮らすちょっぴり寂しがり屋のウルフマン・ジャックから、リヴァーブをたっぷり効かせた夏の便りが届きました。今年の夏、皆さんの心の中のジュークボックスでたくさん流れる一枚になることを願って。』中村ガク (THE FOREVERS )