mariko(アナログ)

MARIKO HAMADA 浜田真理子

初LP化

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レーベル
SUPER FUJI DISCS
国(Country)
JPN
フォーマット
LP(レコード)
規格番号
FJSP334
通販番号
1007690682
発売日
2018年11月21日
EAN
4988044040601
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商品詳細情報

※こちらの商品は発売日が2018/09/05→2018/11/21へ変更になりました

浜田真理子ファーストアルバム、発売20周年記念!
不朽の名盤を豪華仕様で待望の初LP化!!


【解き放たれる、浜田真理子の比類なき“声のちから”】
それはうんと希釈され気づかない香水のように在って、いつも少しだけ遠くから、真っ直ぐ寄り添ってくれているような感覚があります。この比類無き“声のちから”はジャンルも軽やかに跳び超えてしまいます。オリジナル/カバーに限らず、どんな形態の音楽を歌おうと、演奏メンバーや制作関係者が異なったとしても、唯一無二の浜田真理子の世界は普遍です。
リスナーへ向かって聴かせてくれる力というのではなく、想いを巡らさせてくれる場所をそっと用意し、むしろ聴きに行かせてくれる場所を道しるべのように示すのが浜田真理子の“声のちから”の在り方のように感じます。

【歌姫デビュー20周年記念盤「Mariko」LP】
そしてこの度、黒い“Mariko”が初アナログ盤にて蘇る事になりました。
これは1998年に浜田真理子の盟友である因幡修次が企画を持ち込みプロデュースを担当しました。“出雲の荒ぶる魂”或いは“平成の琵琶法師”と呼ばれ、英国で開催された前衛ロック・フェスに招待された事もある異形の天才シンガー・ソング・ライターが因幡修次です。自らの音楽スタイルの怪物ぶりを封印し、熱血で男気のある因幡修次のプロデューサーとしての仕事ぶりに引っ張られながらの制作状況だった当時を思い出します。
その熱い使命感に先導されていたのは私(エンジニアを担当)のみならず、おそらく浜田真理子自身もそうではなかったのかな?などと振り返っています。個人的に黒い“Mariko”の黒には、前述した浜田真理子の比類なき“声のちから”の吸引力にゆっくりと導かれながらカオスが螺旋状に音楽を生成してゆくイメージがあります。
現在の定番となった昭和歌謡のイメージやカバー曲が一切含まれておらず、殆どが英語で歌われている事もあり、他の作品と比べると確かに異質の存在が黒い“Mariko”なのかもしれません。そしてあまり触れられる事がない、比類なき“声のちから”と同様にして在るといっても過言ではない、意思を感じる静寂、そしてピアノにも浜田真理子ならではの響きがあります。
この存在を今考える時、強く想う事があります。因幡修次、録音担当の私、そして主役の浜田真理子ですら関与できない、見えないけれど何か大きな力の渦に巻き込まれ、召集させられたのが、この3人であり、作ったのではなく創らされたんじゃないのかなどと想いは巡ります。もう再現は不可能な当時の状況であり、黒い“Mariko”の存在がその証しだと言えるような気がしています。
黒い“Mariko”の初LPレコオド化は、1998年CD制作当初から私の中ではずっとアナログのイメージが強くあり、逆説的な意味で遂に完結するんだなという思いもあります。CDでは諦めていた真っ当なジャケットで黒い“Mariko”そして歌姫を煌く羽衣(実際は暗黒)で包んでやれる事に喜びを感じています。黒い“Mariko”の30cmLPレコオド、美音堂から既発売CDの黒い“Mariko”(SFS-002)の方も併せてよろしくお願いします。

持田幸生(PLANKTONE RECORDS)記

ソングリスト

  • A1. THE CROW
  • A2. SYUJI
  • A3. のこされし者のうた
  • A4. SEPTEMBER
  • A5. Mariko's BLUES
  • B1. song never sung
  • B2. COUNTRY SONG
  • B3. AMERICA
  • B4. WALTZ FOR WOODY