商品詳細情報

監修・解説:金澤寿和

オリジナル・リリース:1979年 Fabulous 8500
●USオリジナル盤を可能な限り忠実に再現した紙ジャケット仕様
●オリジナルレーベルコピー(盤面)=レーベルカード封入
●日本オリジナル企画
●初回限定生産

▼From Liner Notes
リオンとしては3枚目のソロ・アルバムで、発表は79年。このFabulousというレーベルは、どうやら片手で足るほどの契約アーティストしか持っていなかったらしく、リオンがただ一人の大物であると同時に、初めて制作したフル・アルバムだったらしい(他は7インチや12インチのシングルばかり)。それ故レーベル側も、社運を賭けてプロモート。ダンス・ナンバーのが年末から80年頭に掛けてR&Bチャートにランク・インし、最高位42位とリオンのキャリア初にして最大のシングル・ヒットを記録している。本作もR&Bアルバム・チャート62位となり、彼にとって唯一のヒット・アルバムとなった。

そうして制作されたアルバムだから、作風も参加ミュージシャンも『I WANT YOU』や『MUSICAL MASSAGE』とあまり変わらず、デヴィッド・T.ウォーカー(g)、ワー・ワー・ワトソン(g)、ソニー・バーク(kyd)、エディ・ワトキンス(b)、エド・グリーン(ds)、ポウリーニョ・ダ・コスタ(perc)、ウォーターズ(back-vo)etc…といった西海岸のトップ・ミュージシャンを招集。アレンジにもジーン・ペイジが参加している。つまりリオンは、敢えて過去のスタイルを踏襲することで、自分を不当評価したモータウンに意地を見せたい、そんな意図があったのではないか。先のシングルに於ける華やかな演出、 デボラ・トーマスのセクシーな歌声や、ゴージャスなホーン&ストリング使い は、まさにそのシンボルと言えまいか。

また、参加曲は特定できないものの、一部にサンファイアというグループが関わっているのが興味深い。もちろん、エムトゥーメイにいたレジー・ルーカスのサンファイアとは別バンドである。クレジットを見るとバンドを丸ごと召し上げたようだが、そのギタリストの一人に注目して欲しい。ケヴィン・ムーアというその男は、今では黒人ブルース・マンとして知られるケブ・モーなのだ。彼は翌80年に“ケヴィン・ムーア”名義のまま、 『RAINMAKER』(Chocolate City-Casablanca)というアーバン・コンテンポラリーな好盤をリリース。それはケブ・モーが本名で出した唯一のアルバムになった。~解説より一部抜粋

Produced By Leon Ware For TK Productions
Except Small Cafe Produced By Leon Ware & Ron Roker

RHYTHM TRACKS
Ed Green - Drums
David T. Walker - Guitar
Sonny Burke - Piano, electric piano
Pete Robinson - Synthesizer
Eddie Watkins - Bass
Kevin Moore* - Guitar
Michael King* - Piano, electric piano
Scott Lipsker* - Bass
Bruce Fisher* - Guitar
Holden Raphael* - Percussion
Jeff Holman* - Drums
Paulinho da Costa** - Percussion
*Members of SUNFIRE
**Courtesy of Pablo Records

FEATURE PLAYERS ON SMALL CAFE
Chrie Rae - Guitar
Graham Jarvis - Drums
Frank McDonah - Bass
Criss Hall - Piano
Leon Ware - Rhodes

SINGERS
Maxine Waters
Julia Waters
Oren Waters
Deborah Thomas
Melissa Manchester*
*Courtesy of ARISTA Records

ARRANGERS
David Blumberg
Gene Page - INSIDE YOUR LOVE, LOVE IS A SIMPLE THING
Sonny Burke - TRY IT OUT, SMALL CAFE

ENGINEERS
George Slaan - Recording Engineer
Ross Pallone - Second Engineer
Ron Garrett - Second Engineer
Jane Clark - Second Engineer
Tony Autore - Second Engineer
Cal Harris - Mixing Engineer

STUDIOS
Tracking - Hollywood Sound Recorders
Vocals - Black Orpheus Recording
Orchestration - A&M Recrding Studios
Mixing - Motown Recording Studios

SOLOS
Plas Johnson - LOVE IS A SIMPLE THING, CLUB SASHAY, LOVE WILL RUN AWAY
Deborah Thomas - WHAT’S YOUR NAME

Mike Doud - Art direction and cover concept
Jeffrey Scales - Photography

SPECIAL THANKS TO
Russ Regan
Ron Strasner
Cholly Bassoline
Ed Millis - For creative assistance
Carol Cassano
Eduardo Sayad
and all the people along the way......
(メーカーインフォメーションより)