2009年1月度スタッフ推薦盤!! 2009年1月澤野工房から届いたヴォーカル作はハンガリーの妖精ニコレッタ･セーケのアルバムです。バックを務めるのはロバート･ラカトシュのピアノ･トリオ、正直個人的に最初はロバート･ラカトシュ目当てで聴いたのを白状します。しかし一曲目のA SONG FOR YOUを聴いた瞬間からすっかりその瑞々しい歌声の虜となってしまいました。選曲のバランスも聴きやすいながらも一捻りあり、ジャズファンからポップスファンまで楽しめる、かつ彼女の魅力を引き出す出来となっています。
（横浜関内店 川村）
澤野工房が満を持してリリースした女性ヴォーカル、ニコレッタ・セーケの『ア・ソング・フォー・ユー』。 皆様もう入手されましたでしょうか？ 澤野の看板ピアニストであるロバート・ラカトシュ・トリオをバックに、粋で可憐な歌声を聴かせる正統派のジャズ・ヴォーカル作品であります。 冒頭のタイトル曲（レオン・ラッセル作、カーペンターズで有名な曲）では、ラカトシュのピアノ一本を伴奏に力強く歌い上げる様が感動的。続く「ワルツ・フォー・デビイ」も、エヴァンス＝モニカに負けないオリジナルな表現を実現。その他、スインギーな「TIME AFTER TIME」や切ないしっとりバラードにアレンジされた「LOOK OF LOVE」など、オーソドックスでありながら新鮮な驚きに満ちた傑作！ 女性ヴォーカルファンならずとも素通り厳禁の注目作品です！
NIKOLETTA SZOKE(vo), ROBERT LAKATOS(p), THOMAS STABENOW(b), KLAUS WEISS(ds)
