俺たちに明日はない

頭脳警察

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レーベル
アイドル・ジャパン・レコード株式会社
国(Country)
JPN
フォーマット
CD
規格番号
JRDF-0019
通販番号
IND3939
発売日
2009年11月06日
EAN
4510890010196
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商品詳細情報

頭脳警察18年ぶり 待望のアルバム

1975年の解散以来、1990年の初の再結成、さらに2001年の再々結成を経て、昨年6月、寺山修司
の詩にPANTA が曲を付けた「時代はサーカスの象にのって」のMAXIシングル CDのリリースと共に再始動した頭脳警察。PANTAとTOSHI中核とした1969年のグループ結成から40周年を迎える本年、オリジナル・アルバムとしては18年ぶり/9作目となるニュー・アルバムをついに制作、10月にリリースする。
1990年再結成時に制作された2枚のアルバム、『頭脳警察 7』『歓喜の歌』に続くそのアルバムのタイトルは、『俺たちに明日はない』ーーー言うまでもなく、アメリカン・ニュー・シネマの先駆的傑作として名高い1967年製作の映画のタイトルと重なるものだが、やはり60年代からの歴史を持つ頭脳警察がそのタイトルを採用したとなれば、今回のアルバムがどういう内容で結実するのか、期待と興味はいや増すというものである。
前掲の『頭脳警察 7』及び『歓喜の歌』には、頭脳警察/PANTAのテーマ・ソングともいうべき傑作「万物流転」を筆頭に、その後の再々結成時はもちろん、PANTAの精力的なソロ活動に於けるレパートリーとして演奏され続ける数々の名曲群が残された。レコーディング中である今回のアルバムの、その具体的な貌(かたち)はいまだ詳らかではないものの、彼らの原点をこれまで以上に踏まえてのディープな作品となるであろうことが、予定された収録曲に 「SPARTAKUS INTERNATIONALE R&R BUND」と命名されたものがあることから想像できる。それは頭脳警察の前身となった幻のバンド、「スパルタカス・ブンド」に因んだと思しきタイトルなのである。
昨年9月の京大西部講堂でのフラワー・トラヴェリン・バンドとの共演時の強烈なライヴ・パフォーマンスの衝撃は、既にして伝説化しつつある。本年7月26日のフジ・ロック・フェスへの出演後、頭脳警察はレコーディングに専念するが、10月21日のアルバム・リリースに前後して首都圏での「サタデイナイト・ライヴ・ツアー」を敢行、11月には「CD発売記念ライヴ・ツアー」を全国レベルで展開する。また同時期には、今回の再始動に至る3年間の軌跡を追った5時間にもおよぶ三部作映画、「ドキュメンタリー 頭脳警察」のロードショーも決定している(@シアターN 渋谷)。
90年代以降、70年代のこの国のロックの再評価の作業が広く深く進められ、多くのグループの再結成もくり返されてきた。様々な試みと成果があったわけだが、流れとしてはとりあえず一巡した観もある。今回の再始動頭脳警察のプロジェクトは、そうした流れの掉尾を飾り、最終局面を象徴する側面も持つと言えるかもしれない。無論そうした客観情勢がどうであれ、懐古趣味など入り込む隙のない密度、テンションの高さをもって進行する現在形の頭脳警察の活動が、必聴必見、 大いに注目に値するものであることは間違いないだろう。

ソングリスト

  • 1.俺たちに明日はない
  • 2.死んだら殺すぞ
  • 3.UNDER COVER
  • 4.ROCKATION
  • 5.SPARTAKUS INTERNATIONAL R&R BUND
  • 6.BRAINWASH
  • 7.ヒトを喰った話
  • 8.赤の女王
  • 9.黒の図表
  • 10.残照