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76年にリリースしたアルバム「ウエスト・ヴァージニア・スーパースター」(EPIC原盤/LP)に収録されていたファンキーでソウルフルな楽曲「アイ・ウィル」で人気の高い米国のシンガー・ソングライター、ターリー・リチャーズが1970年にワーナーからリリースしたセカンド・ソロ・アルバム「ターリー・リチャーズ」が紙ジャケット仕様でCD化!限定盤
ターリー・リチャーズはバイオによればウェスト・ヴァージニア州のチャールストンにて5人兄弟の末っ子として生を受けている。15歳の時にファイヴ・パールスというバンドを結成し、ドリフターズやクローヴァーズ、ミッドナイターズ等のR&B系のミュージックをプレイしていた。初めてレコーディングしたのはFRATERNITY RECORDS(フラタ二ティ・レコーズ)と契約しておこなった「オール・アバウト・アン」で18歳の時。60年代初頭には有名なミュージシャンになることを夢見てLAに向うが、夢がかなうことはなく、一度は故郷のウェスト・ヴァージニア州に戻ったものの、今度はニューヨークで再度、トライした。ニューヨークでライヴ活動を続けるうちにスタン・ゲッツやゲイリー・マクファーランド等のマネージャーを務めるノーマン・シュウォーツと出会い、MGM/VERVEレーベルと初のレコーディング契約にこぎつけることになった。その後、20TH CENTURY RECORDSと契約し、トゥーツ・シールマンをゲストに迎えてレコーディングしたファースト・アルバム「メニー・ソウルス・オブ・ターリー・リチャーズ」をリリース。65年にリリースされたこのファースト・アルバムはレアなためか一部のマニアの間では高値で取引されていますが、一般的には70年にワーナーからリリースしたセルフ・タイトルのアルバムをファースト・アルバムと思っている方が多いようだ。このアルバムをリリースした頃はニューヨークの有名なグリニッジ・ヴィレッジにあるカフェ・ワでプレイしていたようだ。その後はSSWのファンにはご存知のように「ターリー・リチャーズ」(70年)、「エクスプレッションズ」(71年)、「ウエスト・ヴァージニア・スーパースター」(76年)と快調にアルバムをリリースしている。
TURLEY RICHARDS