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2012.02.10   ‹ 3/1発売 【特典あり】友川カズキの初のドキュメンタリー映画『友川カズキ 花々の過失』 ›
ジャケットイメージをクリックすると詳細画面がご覧頂けます。
絶叫する哲学者、友川カズキの初のドキュメンタリー映画『友川カズキ 花々の過失』
DVD発売特別篇ライブ映像収録 + 豪華ブックレット(64ページ)付き
一般発売日:2012年3月1日

ディスクユニオンオリジナル特典
お買上げ先着で下記ライブ音源を収録したCD-Rを差し上げます!
1.先行一車
2.井戸の中で神様が泣いていた
3.一切合財世も末だ
録音日:2011年1月
場所:心斎橋ジャニス
ミュージシャン:友川カズキ(g、vo)、永畑雅人(p、acc他)、石塚俊明(drs)


詩人、歌手、画家、競輪愛好家、エッセイスト、俳優、酒豪。
無頼詩人のロマンを奇跡的に体現するアーティスト、友川カズキ。
「人と人は別れられないんだよ。出逢うだけなんだ。」
「こんな時代が大嫌いだ。私は永遠に唾をはく。自分にかかってもいいんだよ。」
と叫ぶ友川を、気鋭のフランス人映像監督ヴィンセント・ムーンがとらえた、魂に響くひとりの男の美しい人生ドキュメント。
デンマークのコペンハーゲン国際ドキュメンタリー映画祭2009にて「音と映像」部門最優秀賞を受賞。

■ 映画の概要
絶叫する哲学者、友川カズキ
2008 年夏、ひとりの日本人から長いメールを受け取った。そこには私の仕事に対する賛辞の言葉と、友川という稀にみる日本のフォークミュージシャンを撮影してはどうかという内容のものだったと覚えている。
4ヶ月以上が経過し、偶然にもそのメールを読み返す機会があった。私は彼のメールを最後まで読み終えていないことに気付いた。そのメールの最後には、彼の崇拝するその友川という人物の映画製作のために、私を日本に招聘したいと書かれてあったのだ。
こうして私は、2009 年2 月、人生で最も貴重な経験となる今回の映画撮影のために日本に降りたった。

友川カズキ(59歳)。片手にギター、口からは怒号。正にヤクザ映画に出てくる主人公みたいであった。しかし撮影が進むにつれて、そんな印象は直ぐに崩れ、各々の仮面が剥がれた。時には矛盾を感じたが人生における様々な思い、大島渚や三池崇史をも魅了する役者としての人生、競輪愛好者、止めるに止められないお酒、画家としての驚くほどの才能、そして実の息子との切ない過去。

日本を去り私は思った、「偉大で、純粋な詩人の心を持つ人物に出逢えたんだ」と。偉大なる師匠が人生の教訓を弟子に教える、その肌に染み付くような経験を一生忘れない。

『花々の過失』の編集も大詰めに入った2009 年夏、私の横で友達のひとりが映像の翻訳を手伝ってくれていた。あるシーンにさしかかったとき、突然彼女の目に涙があふれてぽろぽろとこぼれ落ちた。何が起こったのかと尋ねると、私の方を見て彼女はこう答えた。「彼の発する言葉なのよ... 彼自身が詩のよう」
友川カズキ。ある人はいう、絶叫する哲学者だと。

2011年12月 ヴィンセント・ムーン

■ コメント
友川のうたが胸にしみいるとしたら、君は幸せだと思え。君にもまだ無償の愛に感応する心が残っていたのだ。― 大島渚(映画監督)

この映画は、確信犯的にしたたかにさまようトランパー友川カズキというひとりのアーチストを、ドラス
ティックなまでに<影>そのものとして写し出している。呪う影、傷む影、挑む影、歩く影として。友川カズキの六〇余年の生の軌跡とは、自己の解体に賭けてかぎりなくシャウトしつづけてきた、裸の魂の痕跡ではなかったか。〝墓にツバを掛けろ〟 ― 森山大道(写真家)

友川さんの歌を聴くたび、不良になっていく自分がいる。不良になって優しくなっていく・・・。悪い人に会ってしまった。 ― 藤沢周(作家)

こんなに美しいドキュメンタリー映画を最後に観たのはいつだっただろうか? 観終わった後、比べようのない絶対的な体験をした後のような沈黙がやってきて、少しの間言葉がなかった。 ただ感動でつけ加えるものは何もない。これは音楽映画を超越した人の魂を扱った作品だ。ー ケネス・グエン(CPH:DOX 審査員)

■友川カズキ略歴
詩人・歌手・画家・競輪愛好家・エッセイスト・俳優・酒豪・表現者。真に自立して生きることが忘れがちな現在にあって、無頼詩人のロマンを奇跡的に体現するアーティスト。
1950 年2 月16 日、秋田県山本郡八竜村生まれ。本名・及位典司(のぞき・てんじ)。河口に八郎潟が待ち受ける三種川の自然に囲まれながら、祖父母の手によって育てられた。中学時代、図書館で偶然目にした中原中也の詩「骨」に衝撃を受け、詩作を開始。バスケの名門、能代工業高校へ進学すると、マネージャーを務めながら太宰治や小林秀雄などの文学書を乱読する。
高校卒業後に上京。職を転々としながら自作詩を路上で売る日々。たまたま聴いた岡林信康の歌に衝撃を受け、ギターを手に入れ歌い始める。その演奏を目の当たりにした宇崎竜童の尽力によりレコード・デビュー決定。
75 年、ファースト・アルバム『やっと一枚目』を発表。79 年には、頭脳警察の石塚俊明らによるピップエレキバンドをバックに『犬~秋田コンサート・ライブ~」を発表。本作は日本ロック史に残る名ライブ盤として語り継がれる。86 年まではメジャーで、以後インディーで計30 作を超える作品を発表。代表作に「生きてるって言ってみろ」「死にぞこないの唄」「無残の美」など。中原中也の詩に曲を突けた『俺の裡で鳴り止まない詩』(78 年) は文壇の絶賛はもとより、中也の遺族をも驚嘆させた。
執筆活動や画家活動も並行して行い、主な著書として、エッセイ集『生きてるって言ってみろ』(展転社)、詩集『地の独創』(矢立出版)、絵本『青空』(立松和平氏との共著)がある。2010年には『友川カズキ歌詞集 1974-2010 ユメは日々元気に死んでゆく』(ミリオン出版)が出版される。競輪評論も多数あり、現在も『夕刊フジ』に定期的に寄稿中。

■ヴィンセント・ムーン略歴
即興する映像作家。楽器のようにカメラを操るその独自のスタイルで、「音楽」の映像表現を新たなる境地へ—。今もなお、未知なる音楽との出会いの瞬間を求め、カメラ片手に世界中を探検し続けている。
1979 年、パリ生まれ。パリ大学で写真を学ぶ。写真家のアシスタントを経て、映像の世界へ。2006 年、プロデューサーのクライドと出逢う。インターネットによる音楽配信の可能性を探っていた彼と共に『Take-Away Shows』を立ち上げ、「新しいミュージックビデオの形」を提案。R.E.M.やトム・ジョーンズ、アーケード・ファイア、モグワイ、 ベイルート、シガー・ロス、フェニックス、アニマル・コレクティブ、ヴァンパイア・ウィークエンド、
ザ・ナショナル、二階堂和美などメジャー、インディーを問わず撮影。また、実験的映像やドキュメンタリー映像の監督としても知られるようになる。
2008 年、カメラひとつで世界を旅する生涯をかけたプロジェクト「ノマディック・フィルム」をスタートさせる。そして2011年にはクリエイティブコモンズライセンスのもと自らのレーベル petites planetesを立ち上げ、最近
では、南米やアジア各地を旅して周っている。
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