2014.11.25
アナログ専門レーベル「なりすレコード」のCD部門として発足した「なりすコンパクト・ディスク」。今年4月にリリースしたSSW滝沢朋恵(カメ万佐藤優介Pro.)に続く第2弾は、昨年リリースした「しましま」が密かな話題を呼んだ女性2人組ユニット「恋のパイナップル」のフルアルバム!!2014年の年末に突如現れたインディー・ガール・ポップシーン最後のダークホースの登場!!
前回のミニアルバム『しましま』から約1年、ついにフルアルバム『SUM!』が完成しました!収録曲は9曲。このうち半分は、かなり前からライブではお披露目していた曲で、これまでも何度か音源化を試みたもののイメージ通りに行かず、やむなく保留となっていました。それを、素晴らしいサポートメンバーに助けられ、そして当の私たちの音楽に対するビジョン、拙いながらも懸命に努力した演奏(笑)、そして歌の力がようやく実を結び、音源化にこぎつけました。できたてホヤホヤの新曲も含め、アコースティックな曲やバンドサウンド、打ち込みを盛りに盛り込んだ、私たちらしい、バラエティー番組のような1枚に仕上がりました。今までの私たち、そして2014年の私たちをそのまま音にしたような今作。ここから先、何にも縛られることのない、目的地を決めない、自分たちが信じる歌と音を追い求める羅針盤として大切な1枚になりました。今作に詰まったたくさんの『感情』を、ひとりでも多くの方に感じていただけたらうれしいです。雨の日も晴れの日も、いいことがあった日も辛い日も、多くの方の気持ちに寄り添える1枚となりますように・・・
■推薦コメント
恋のパイナップルが「君の肩に落ちた夕日のオレンジ色が忘れられない」と歌っている。
今作における、特に好きなフレーズです。
何がって、声もメロディもトラックの音もミックスも、そしてフレーズの前後の関係が、超イケてる。
この世界において、言葉の持つ意味は人それぞれに異なるものなのだとしばしば感じますが、
彼女達の歌を聴くとやはりそう思わずにいられません。
恋のパイナップルのセンチメンタルは、圧倒的に情報量が多い。
ワケあって、言葉をメロディに乗せ歌う という、ミュージシャンとしてはごく普通の作業をする事で、
ワケありげで最高になる。そんな才能はめったにない。「雪の日」と言う曲の「シシラッシュ」
やはり犬の名前なのでしょうか。シシラッシュ。良いっすねー。
---猪爪東風(ayU tokiO)
昔々、バカラックだったかフィル・スペクターだったか、とにかくすごいことをやってきたってオジさんたちが、ポップスの未来をいたずらな天使にうっかり託しちゃいました。すると、その天使ときたら、よおし、あのコたちにきーめたって、東京の上空から気まぐれに二人の女の子の肩の上に舞い降りたのです。「ねえねえどんな歌を歌ってるの?」「“あの歌は嘘っぱち”? “自分が自分でいられない”? へえとっても素敵だね! でもだいじょうぶだよ。君たちにはもう今日から僕がついてるんだ、きっともっともっと素敵になるはずさ!」恋パナ、恋パナ、恋パナ、恋パナ、恋パナ……さあ、そうやって5回唱えてから聴いてみよう。ほら、ここにポップスの奇跡がキラキラとまたたいているよ。
---岡村詩野
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