2人の共演は浦朋恵が2012年にDIW/マイ・ベスト!からリリースしたソロ名義2作目『Walkin' with Mr. Bimbo』にエマーソン北村が参加したことから始まる。お互いの印象は「可愛い大師匠(浦)」「知らない間になんとかなっちゃう人(北村)」。今回の音源は浦朋恵が岐阜県の実家で作曲した曲をエマーソン北村が東京の自宅でトラックを制作、再び浦が大阪のスタジオでクラリネットを吹き込んだキャッチボールの記録。「飲み歩くおばけ」は高架下や寂れた駅前のスナックビルを彷徨う酒臭い影(とティミー・トーマス)をイメージ。「消えた赤バス」は橋下知事時代に姿を消した大阪市営小型バスの思い出を綴った唄のないレゲエ。