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HAILU MERGIAを復刻させたAWESOME TAPES FROM AFRICAから、1994年ガーナのカセット・オンリー音源がリイシュー。絶妙な言葉遊びと例によってチープな宅録風情のサウンドがジワジワ染みるアナグラム・ハイライフの知られざる逸品。
ブログの名前として始まり、今ではアフリカ音楽の再発レーベルとして世界中の音楽ファンの注目を集める『Awesome Tapes From Africa』。
レーベルオーナーでありカセットテープDJでもあるBrian Shimkovitzさんが2002年にガーナの露店で偶然出会った幻の音源。この作品に出会ったことで2006年にブログを開始したという、全ての始まり的な作品がこのATA KAK / OBAA SIMA。
この作品を作ったアーティストはATA KAKといい、ガーナ出身のAtta Owusuさんのソロプロジェクトです。彼がトロントに移住してからガーナとカナダだけで、たった50個だけリリースしたカセットテープの1つが、それから21年後にBrian Shimkovitzさんと偶然出会ったというちょっといい話。
その内容はドラムマシーンやシンセを使った反復を繰り返すシンプルなトラックの上に、熱情的なラップが乗るといった90年代初頭の欧米の音楽の流行りを独自の解釈で鳴らしたようなスタイルです。スタイルとしてはヒップハウスやPal Joey等のシンプルなハウスに近いのかも知れません。ラップはヒップホップの流行に乗ってカマしてみたといった感じで決して上手くはありませんが、ツバが飛びそうそうな勢いと潰れた音で同じフレーズを繰り返すので、シンプルなビートと相まって不思議な高揚感を呼び起こしてくれます。
ATA KAK / アタ・カク
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