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シンプルにして深遠。ダニーロ・カイミの新作はジョビン曲集。
2017年はジョビン生誕90周年ということで様々な企画がすでに発表されているが、ジョビンの晩年バンド「バンダ・ノヴァ」の一員としてジェントルなヴォーカル、そして『カイミ・ヴィジタ・トン』などで流麗なフルートを聴かせてくれたダニーロが、あらためてジョビンを取り上げるというのは実に感慨深い企画。気になる編成は自身のヴォーカル/フルート、そしてヴィオラォン/アレンジのFlavio Mendesを基本にチェロのHugo pilgerが加わる実にミニマムな世界。晩年のジョビン・サウンドをさらに削ぎ落として言ったかのような、シンプルでありながら深遠な宇宙が広がる世界は、ジョビンの音楽、そして意志を知るものだからこそ到達できるモノなのかもしれない。ジルベルト・ジル『ジルベルトス・サンバ』、ヘナート・ブラス&ナイロール・プロヴェッタ&エドソン・アルヴェス『シレンシオ』と並べて聴きたい、近年まれに見るボサノヴァの逸品としてリコメンド。#4ではステイシー・ケントもゲスト参加。
DANILO CAYMMI / ダニロ・カイーミ