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松村拓海 (フルーティスト・作曲家) 2017年ニューリリース。アカ・セカ・トリオやタチアーナ・パーハといった南米のアーティストに強い影響を受ける音楽家たち、岸淑香(Piano, Melodion) 森永達哉(Guitar) スズキトモヒサ(Perc) Jérôme Fouquet(Trumpet : Track2)と繰り広げる、草原をかけぬけるような天上のアンサンブル。エグベルト・ジスモンチやキケ・シネシのようなアーティストが試みたフォークロアとクラシックの融合を、ココ日本で継承しているような作品だ。
(以下ケペル木村氏のライナーノーツより抜粋)
ところでグループ名の「+81」というのは海外から日本国内へ国際電話をかけるときに必要な日本の国番号である。ここでその番号をグループ名でありアルバムのタイトル名にしたのは、自らのアイデンティティーが日本人であることを明確に呈示していることになる。彼らが演奏する松村のオリジナル曲には彼が影響を受けたブラジルやアルゼンチンの音楽家の音楽の具体的で直截的な影響はあまり聴こえてこない。しかしこのアルバムを聴いているうちに、聴く人の音楽体験や経験値によってはそのメロディーやリズムに、南米大陸が持つ豊かな色合いや、雄大な自然の匂いのようなものを感じ取ることが出来るし、同時に日本人ならではの繊細な表現も十二分に聴き取ることができる。そこが興味深く面白い。
TAKUMI MATSUMURA / 松村拓海