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前作ではギンガの楽曲を取り上げるなど多様な音楽性を持つブエノスの6人組バンドによる2011年以来のセカンド・アルバム。本作もエルメートやアカ・セカ・トリオを彷彿とさせるカテゴライズ不能かつ難易度の高い楽曲からウルグアイのカンドンベ、ブラジルのサンバを取り入れた爽やかな楽曲などを次から次へビシバシ決めていく痛快な内容だが、なによりも彼らを特徴付けているのがギター兼ヴォーカルの3人がサウンドの中心になっている点だろう。キラキラとしたギターが重なり合うような木漏れ日感は減退し、エレキ・ギターとエモーショナルなヴォーカルがもたらすオルタナ成分が増幅。新しい世代らしいオリジナリティを強く感じさせてくれる。ギターの復権がまことしやかに囁かれているここ数年の世界的な音楽トレンドに同調しているのも、おそらく彼らの高感度なアンテナの賜物だろう。まだまだ進化しそうな要注目のバンドである。
SO ABRA / ソ・アブラ