FESTA NA ROCA VOL.1

V.A. (FESTA NA ROCA)

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レーベル
DISCOBERTAS
国(Country)
BRA
フォーマット
CD
規格番号
DB084
通販番号
BR4938
発売日
2011年07月15日
EAN
7892141641920
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商品詳細情報

70年代後期に名門「タペカール」レーベルに残されたフォホー、ココ、フレヴォ、バイオンなどのノルデスチのコンパイル・アルバムが2作同時再発。ブラジル音楽の「陽」要素の最たる部分こそブラジル北東部の伝統音楽に集約。ルーツ・ミュージックへの興味が高まる昨今のニーズに見事に合致した、まさにタイムリーなリイシュー。スマッシュ・ヒット・レーベル、ディスコベルタスの粋なプロジェクト。

ブラジル音楽の魅力とはなんだろう?その1つに、人懐っこく誰もが楽しめることが挙げられる。アンドレ・メーマリ&アミルトン・ヂ・オランダの「ジスモンチパスコアル」が、テクニカルかつスピード感溢れる高貴さと同時に、どこかコミカルで人をハッピーにさせる表情を何度も見せてくれるように、ブラジル音楽は「陰」では決してなく、いつでも「陽」であり、人々を元気にさせるものでなくてはならない。そんな「陽」要素の最たる音楽にブラジル北東部の伝統音楽が存在する。フォホー、ココ、フレヴォ、バイオン...。洗練とは無縁ながらも温かみに溢れた表情と、老若男女問わず聴衆を楽しませる「芸」の妙は、ルイス・ゴンザーガやジャクソン・ド・パンディロといったアーティストを象徴としてブラジルでは全国的に親しまれている。ジルベルト・ジルやカエターノ・ヴェローゾ、ガル・コスタといったアーティスト達を中心に、ブラジル音楽の中心人物たちが頻繁に取り上げていることからもわかるように、北東部音楽こそブラジルの「コラサォン=心」なのだ。

しかし、どちらかというとジャズ経由でブラジル音楽の広まった日本においては、北東部音楽の紹介は遅れを取ってきたといってもよい。きっちりと紹介されてきたのは以前に国内解説付の編集盤がリリースされていた先述のルイス・ゴンザーガくらいであろう。「興味はあるし聴きたいんだけど、どれから聴いていいのか解らない...。」 そんな状況が続いていた日本のブラジル音楽ファンに、ジャクソン・ド・パンディロ未発表音源集に続く、嬉しいニュースが届いた。1976/77年にTAPECARレーベルからリリースされたレコード「FESTA NA ROÇA」シリーズの2枚がCD化されるのである。

ROÇA(田舎/開拓/畑)の祭りと題された本作。収録されているのはLUIZINHO, BASTINHO CALIXTO, JOAO GONCALVES, JAIR ALVES, AUREA LANE,TRIO MOSSORO, MANOEL SERAFIMほか。中には、近年アルバムをリリースしたZE CALIXTOといった名前も見えるが、ほとんどは一部のマニアのみが知るアーティストばかりである。彼らが繰り広げる、全くもって飾り気のない哀愁と歓喜の小気味よいダンス音楽たち。失恋、求愛、お祭りといった日常風景を題材に哀愁を交えながらコミカルに楽しんでしまうエネルギーは、今の音楽が決して獲得できない人間の根源的な魅力に溢れている。

世界中の音楽が無味無臭化されつつある反動で、ルーツ・ミュージックへの興味が高まる昨今のニーズに見事に合致した、まさにタイムリーなリイシュー。ブラジル音楽は洗練されすぎてつまらないと思っている方は、洗練されたものしか聴く機会がないからなのかもしれない!?真性ルーツ・ミュージック・ファンの渇きを癒す一枚。

ソングリスト

  • 1. Estou Solteiro
  • 2. Eu Sou Mais Eu
  • 3. São João Chegou
  • 4. Noite Linda
  • 5. Aperte A Dama
  • 6. Festa De São João
  • 7. Fogo Pra Todo Lado
  • 8. Quando Tá Eu E Você
  • 9. Pedido A São João
  • 10. Coro Chato
  • 11. Na Cinza Da Fogueira
  • 12. Milho Verde Na Fogueira