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エドゥアルド・マテオに続くウルグアイSSWの才能として活躍する、PIPPO SPERAの1977年1st アルバム(ウルグアイSONDOR原盤)。ボサ・ノヴァ、カンドンベをソースにアレンジされたサウンドでアルゼンチン・フォーク/ロックやミナスに通じる風情を持つ知られざる至高の傑作が待望のリイシュー。
知る人ぞ知る存在にしてウルグアイきってのシンガーソングライター、ピッポ・スペラ。クラシック・ギターを学ぶも軍事政権弾圧による学校閉鎖でその道を諦め、シンガーソングライターとしての活動をスタート。エドゥアルド・マテオら多くのミュージシャン達と交流を深め、数多くのアルバムに参加。エドゥアルド・マテオやルベーン・ラダらが結成していた伝説的グループ、EL KINTO「CIRCA 1968」のラスト・トラック"PIPPO"の作曲家として、またファットルーソ兄弟が結成していたグループBARCAROLAや、MARIA DE FATIMAの名作「BAHIA COM "H"」でのvo/gとして、ウルグアイ音楽シーンの重要作品に数多く登場する、素晴らしいシンガーソングライターの一人である。ミルトン・ナシメントのコミュニティ「クルビ・ダ・エスキーナ」とも関わりの深いアーティストと言われている。
そんなピッポが、そのミュージシャンとしての才能を如何なく発揮していた1975/76年に、パーカッションのホルヘ・トラサンテ、ドラムのロベルト・ガジェッティ(TOTEMのオリジナル・メンバーでもある)ほか、ウルグアイの一流ミュージシャン達と作り上げた幻の1stアルバム「A BUEN PUERTO(SONDOR原盤)」が嬉しいLP再発!ブラジルのミナス一派やアルゼンチン・ロックと通じつつ、特異な音像を放つウルグアイの音楽。本作も、よりダウナーな内省的世界観が全編を支配しているアシッド・フォーク的な内容である。とりわけ注目なのが何かと比較されるエドゥアルド・マテオによるM2カバー。聖歌を思わせる崇高なイントロダクションから、アシッドな弾き語りへと展開。内省的でありながらどこか陽光のような煌きがまぶしい奇跡的なパフォーマンスといえる。
PIPPO SPERA / ピッポ・スペラ
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