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クリス・カビアンカ : ブラジル・サンパウロが生んだユニバーサル感覚の♀ネオ・アコ系ボサ快作。ベベウ・ジルベルトに通じるサウンドと、サイモン&ガーファンクルの名曲 "Scarborough Fair"カバーは出色。
クリス・カビアンカ。ミュージシャン、詩人を輩出する一家で生まれたというサンパウロの女性SSW。12歳のときにそれまで習っていたピアノに加え、ギターを嗜み始めるのと同時に、舞台におけるダンスと歌のレッスンをニューヨークはブロードウェイで学んだという、アーティストとしての英才教育を受けた逸材。自身の初めての作曲も、実はミュージカル用だったようである。そんな一風変わった経歴、そして彼女のユニヴァーサルな感覚が見事に反映されたのが、ブラジルのインスト/NEW AGE系レーベル「AZUL MUSIC」からリリースされる本作だ。
いわゆるボサ・ノヴァやMPB、そしてジャズとも違うアレンジ。どこか近未来的な電子音処理とフォーキーなアコギのストローク、生ピアノ、そして淡く幼さの残る彼女の歌声が不思議な世界を作り出していく。レディオヘッド以降の感性を反映したサンパウロのインディー・ロック的な面もあるが、よりニューエイジのような透明感を感じさせる楽曲は聴けば聴くほど心地が良い。なかでもラストのサイモン&ガーファンクルの名曲"Scarborough Fair"カバーは出色。彼女のスウィートな歌声と通奏低音、そしてハープの音色といった厳かなアレンジに彼女ならではの多角的音楽観うかがえる。ベベウ・ジルベルト以降のボサトロニカ路線を俄かに踏襲する存在としても注目したい。
Scarborough Fair
listening LINK (soundcloud)
CRIS CABIANCA / クリス・カビアンカ
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CRIS CABIANCA
780円(税込)
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