1,257円(税込)
※5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK!
■アルゼンチン音楽手帖掲載品■
アルゼンチン・ジャズとモダン・フォルクローレの境界を行き来する実力派ギタリスト、ギジョ・エスペル率いるクアルテートの2008年作品。
基幹となるメンバーがバンドネオン、チェロ、ヴィブラフォン、ギター。そこにフルートやチューバなどが加わる編成。ミュージシャンもノラ・サルモリア(#4ではゲスト参加!)の音楽的パートナーとしても知られるマルコス・カベサス他シーンを代表する気鋭ミュージシャンによって形成されているだけあって、フォルクローレ、タンゴ、ジャズ、現代音楽までを連想させる奥行きある音楽性は聴くほどに引き込まれる。今こそ再評価したい隠れ名作。
【GUILLO ESPEL CUARTETO】
MARCOS CABEZAZ (vib,bombo)
ROMAN ROSSO (bandneon)
ALFREDO ZUCCARELLI (cello)
GUILLO ESPEL (g)
【GUEST MUSICIANS】
JORGE ALABARCES (fl & piccolo on M-1,5)
NORA SARMORIA (vo on M-4)
INGRID BAY (tb on M-1,10)
AGUSTINA GALDEANO (vo on M-7)
SILVER FOX (p on M-4)
*******************************************
鬼才というのは、彼のような人物を指すのだろう。天才肌のギタリスト、ギージョ・エスペルの四重奏団によるジャジーでフォーキーでタンゴな現代音楽。ヴィブラフォンのマルコス・カベサス、バンドネオンのロマン・ロッソ、チェロのアルフレド・スッカレリによる絶妙のアンサンブルが、ジャンルを超越した異色の世界を作り出す。タンゴの残り香を再構築したようなアルバム・タイトル曲、ノラ・サルモリアをフィーチャーした幻想的な「Ñandú」、アリエル・ラミレスの古典をクラシカルに変身させた「Santafesino De Veras」など、目からウロコが落ちる楽曲ばかり。
(栗本 斉:アルゼンチン音楽手帖より)
GUILLO ESPEL / ギージョ・エスペル