12/23(土) から最新のブラジル新譜を販売開始! すでに話題沸騰のSSWチン・ベルナーダスを筆頭にセーザル・ラセルダ、イチベレ、ヂオゴ・ノゲイラなどなど年末らしい好作品が続々入荷です!

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2017.12.23

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**** 12/23(土)から最新のブラジル新譜を販売開始! ****

新宿ラテンブラジル館やお茶の水JazzTOKYOなどディスクユニオンのブラジル新譜取扱店舗にて販売いたします。
* 一部商品は12/24(日)以降の販売となります。
** 実際の在庫は各店にお問い合わせください。
*** 店舗一覧はこちらから。 http://diskunion.net/st/shop/

*ブラジルでリリースされたばかりの新作を聴きながら楽しくお酒を飲む!「ブラジル新譜試聴会」@BarBlenblenblen情報はこちらから。
http://diskunion.net/latin/ct/news/article/0/60337
 




まずはすでにSNS上でも話題となっているSSW、チン・ベルナーダス初のソロ作品。全ての作編曲、さらにはヴォイス、コーラス、ギター、ベース、オルガン、メロトロン、パーカッションなどを自身で演奏。ユニバーサルな魅力をもつソング・ライティングとカエターノ・ヴェローゾにも通ずる優しいヴォーカルに、弦を交えた柔らかなアンサンブルが絡むその内容は、ポップ・アルバムとして出色の出来。「ブラジリアン・ソング・サイクル」とでも呼びたくなる極上のポップ・アルバムです!


ミナス出身で現在はサンパウロを拠点に活動するSSWで、いまもっとも未来を嘱望される存在となりつつあるセザール・ラセルダ、待望の2017年新作をリリース! サウンドを構成するミニマムな要素の煌きと、重なり合って表現される空間的な音像の力強さは相変わらず。アコースティックでシンプルなアレンジになったことで、独特のヒューマニズムを認められたスケールの大きなオリジナル楽曲の素晴らしさが、これまでの作品よりもさらに際立つ出来栄えとなっています。キャリア最高傑作と言っていいでしょう!


エルメート・パスコアルのグループに1970年代から所属するなどエルメートの遺伝子を最も濃厚に受け継ぐ作編曲家/ベーシストのイチベレも2017年新作が登場! フィンランドの管楽器を主体としたオーケストラ「UMO(ユニバーサル・ミュージック・オーケストラ)」を率い、イチベレならではのハーモニーが炸裂。エルメート御大も大半の楽曲でゲスト参加し、楽しそうにはじけています!


今一番、若さと男気に溢れセクシーなサンビスタと言ったらこの人、ヂオゴ・ノゲイラも新作! ブラジルを代表する音楽家たちを大挙迎え、全作オリジナルの歌心あふれるサンバを披露。パーカッション、バンジョー、カヴァコなどなどサンバの根幹をなす楽器たちのアンサンブルの密度、切れ味、そしてグルーヴ、いずれも超一級品で、こんな最高のサンバを長年待っていた!!!!!と思わず快哉を叫ばずにはいられない内容です!今年一番のサンバはコレです!


サンパウロの若手ジャズ・ドラマーで、作曲家、プロデューサーとしても才覚を発揮するトゥト・フェハス率いるサンバ・ソウル~サンバ・ホッキ最高峰、グルーヴェリアも久々となる新譜! サンバやマラカトゥといったブラジル固有のリズムに、70'Sファンク・サウンドがねっとり絡みつく王道も王道ど真ん中のサウンドは全曲捨て曲無し!このシーンの最重要人物であるヴァルミール・ボルジェス、ホジェー、そしてフェルナンダ・アブレウ、マルチナリアといった大御所女性ヴォーカルも参加。カルナヴァル前にこれで踊り狂え!!!


これも極上!ジャキス・モレレンバウムとゼリア・ドゥンカンによるミルトン・ナシメント曲集。無駄を削ぎ落されたチェロの旋律と、長年、歌に生きてきたゼリアの声が織りなす聖なる静けさに満ちた音世界。二人の本気度がひしひしと伝わってくる。他の凡百のミルトン集とは一線を画し、繰り返し聴くほどに味わいが深まる作品。クリスマス~年末年始のざわめきから離れ、ふと独り過去と未来に思いを馳せる時間にぴったりの内容です。


驚き!ロン・カーターとの共演!女性ジャズ・ピアニスト/ヴォーカリスト/コンポーザー、ヴィトーリア・マルドーナードが、ロン・カーター、さらにはグラミー受賞歴もあるプロデューサー、フリア・ドゥプラと彼のオーケストラを迎えてレコーディングした好ジャズボサ作品。ゲストにはランディ・ブレッカー、ホベルト・メネスカル、プロヴェッタなどアメリカ&ブラジルの名手が参加。


ブラジルとアルゼンチン双方にリンクしつつ詩性の高い楽曲で確固たる地位を築くSSW、ヴィトール・ハミルの11枚目の新作も登場!アルゼンチンの鬼才パーカッショニスト、サンティアゴ・ヴァスケスがパーカッションからエフェクト、電子音、スティール・ギターを演奏しながら空間を演出。加えてポルト・アレグレの管楽五重奏をバッキングに迎えるなど、いわゆる「インディー・クラシック」と言われているシーンにも通ずるアンサンブルが実に印象的。やはりこの人の作品は聴き応えがあります。

それ以外にも年末らしく注目作品多数!リンク先になるべく試聴ファイルやリンクをUPしてますので、気になる作品を是非チェックしてみてください!