2011.02.04
サルサ史に君臨するカリスマ・カンタンテ、ルベーン・ブラデス。そしてルベーン専属サルサ・ユニットで1984-92年にかけて彼のパフォーマンスを支えた名バンド、セイス・デル・ソラール。初共演から実に25年を経た2009-10年に久々にこの黄金コンビが復活。USA~南米各国をライブ・ツアーで巡り、各地のオーディエンスを興奮の渦に巻き込んだライブ・パフォーマンスが、CD/DVD各2作の巨編パッケージで登場!!
●RUBEN BLADES / TODOS VUELVEN LIVE
(ARIEL RIVAS MUSIC)
CD-VOL.1 / VOL.2 各1,500円
DVD-VOL.1 / VOL.2 各2,100円 (NTSCリージョン・フリー)
2/5 発売開始 入荷/発売中
パナマからN.Y.へ渡り、ウィリーコローンとのコンビで金字塔「SIEMBRA」を筆頭にFANIAから傑作を連発したルベーン。ファニアを出て、自らのサルサにさらなるオリジナリティを求めて活動を期した80年代初頭にコンビを組んだのが、ラテン・セッション・ユニット「セイス・デル・ソラール」だ。
そのメンバーは、今をときめくスパニッシュ・ハーレム・オーケストラを後に生み出すピアニストのオスカル・エルナンデスを筆頭に、レア・グルーヴ傑作「A TASTE」でも知られるリカルド・マレーロ、ティンバレス・ソリストとして大成するラルフ・イリサリー、コンガ名手エディ・モンタルヴォ、サルサ・トロンボーンのファースト・コール・プレイヤー・レイナルド・ホルヘ、そして超絶ラテン・ドラム・バトルの「エル・ネグロ&ロビー」で知られるロビー(ロベルト)・アメーンという凄腕が揃っており、ルベーンの専属ユニットである一方、90年代にはバンドとしてラテン・フュージョン作品も残すこととなる個性派集団。それまで"歌手+楽団"というオーソドックスなスタイルが定着していたサルサ・シーンだが、ドラムやシンセを挿入しつつ適度なポップ・テイストとトリッキーなフレーズを多投したセイスのシンプルかつ斬新なアンサンブルこそ、まさに、ルベーンの求めるものだったのだ。
そんなルベーンとセイスが初めてのリリース作を録音してから25年目の2009年に、コンビ復活にて一大ツアーを敢行する。拠点であるUSAをはじめ、プエルト・リコ、メキシコ、エクアドル、ペルー、ヴェネズエラ、ウルグアイ、アルゼンチン、チリ、コロンビア、そしてパナマと各国を巡り、すべてのライブにて完全燃焼した充実のパフォーマンスを披露。その圧巻のステージを堪能できるCD/DVDとしてリリースされたのが本品だ。
往年のファンから若い世代も虜にした全ライブ・シーンから、特に素晴らしいシーン、そしてルベーン&セイスのキャリアを象徴する名曲のみを収録した全2編/計22曲のコンテンツ。ルベーンの声が訴えかけるラティーノのサボール、そして今やメンバーそれぞれがラテン・シーンを牽引する実力派となったセイスの演奏が再びシンクロし合う様は、サルサ史に新たな輝かしい1ページを刻む名演の数々といえる。全ラテン&サルサ・ファンにとっても一生モノのプロジェクトだ。
【Musicians】
RUBEN BLADES - vocal
official web site
-Seis Del Solar-
REINALDO JORGE - trombone
ARTURO ORTIZ - synthesizer, voice
EDDIE MONTALVO - congas
RALPH IRIZARRY - timbales
RICARDO MARRERO - synthesizer, percussion
MIKE VINAS - bass
OSCAR HERNANDEZ - piano, synthesizer
LOUIS RIVERA - bongos
ROBBY AMEEN - drums
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